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山口県長門に移住する(28):パッシブデザインのライフスタイル

秋・冬・春は、
午後、1〜2時間ほど自転車に乗るのが日課。
でも、日中の温度が高くなる梅雨から夏は、
熱中症になりかねないので、朝、走る。

長門の裏道は、
車がほとんど走らない、
景色が良い、特に田園と山。
あ、海も綺麗。
今朝の海はエメラルドグリーンだった。

仙崎さわやか海岸にて

朝の涼やかな空気を
体中に感じて走る時の
爽快さ、楽しさ、嬉しさ。

目に見える全ての景色に
「ありがとう!」
と、叫びながら走る。

ものすごく、
異様な光景だろうなぁ(^◇^;)

誰もいないから、良しとしよう。

建築設計のパッシブデザインについて
何度か書いたけれど、
ライフスタイルだって、
パッシブデザインにすると、
とても快適。

体のエネルギー消費も少なくてすむから
効率よく活動できる。
太陽に素直な暮らしだから、
家のエネルギー消費も少なくなる。

電気やガスが無かった頃、
誰もが、パッシブデザインの暮らしをしてた。
太陽の動きを基に、暮らしがデザインされてた。

明るくなったら起きて、
暗くなったら寝る。

お天気の良い日に洗濯をして、
日向に干す。

布団も干す。
日差しを存分に吸い込んだお布団は、
天国の匂い。

太陽光は、自然の乾燥器だ。
野菜や果物を日に干すと、
栄養素も味もぎゅっと濃縮される。
切り干し大根、干し椎茸、
干し柿、干しワカメに干し芋etc.

太陽の光が強すぎる暑い日は、
ヨシズやスダレで、日よけした。
効率の良い、外からの日射遮蔽を
誰もが、フツーにやっていた。

エアコンやヒーターが出現して、
室温をコントロールできるようになって、
便利な反面、無駄が多い。

機械に全部やってもらうので、
ヒトの知恵が廃れ、体が弱くなった。

パッシブデザインの家が、
省エネで快適、長持ちするように、
ライフスタイルだって、
パッシブデザインが良い、
と、今朝の自転車ライドで考えた。

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