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12年ぶりに話した女の子

小学生ぶりに話した女の子。
当時僕らは仲が良かった。

僕らは小学校5年の時に仲が良かった。
同じクラスだった。
まだ幼犬だった僕の愛犬を愛でてくれた。

その後、僕らは中学生になった。
でも僕は学校に行けなくなった。
それからずっと話すこともなく時が過ぎた。

久々に話した。
僕は長野に住んでいるから電話で話した。
僕がよくするように、その子は運転しながら話した。

転勤族だったこと。
小学校2年生になって埼玉に引っ越したこと。
大学生のときにアメリカに行ってたこと。
親の田舎の実家に住んでること。
農業を週末手伝っていること。
海外に行きたいこと。
九州に住んでたこと。
僕の大学の隣の大学に行ってたこと。
少し遅れて大学を卒業すること。

共通点は多かった。
子供の頃は知り得なかった似たようなところがどんどん明らかになる。

楽しかった。
夜9時から深夜0時まで話してた。

その子には、結婚を考えている恋人がいるんだって。
今大学院生で、次の春に警察官になるみたい。

仕事のことで人生に悩んでた。
転職を考えてた。
就活がミスっちゃったみたいなことを言っていた。

溌剌としたその子は、仕事に行く前に自然と涙が溢れるという。
僕の中学校の部活と重なる。
嫌だったな。

ゆるりと応援している。
小学校のあった埼玉を離れて暮らしている親近感とか似た考えとか。
応援する要素が多い。

僕の人生についてもゆるく考えた。
先延ばしにしまくる人生だなぁ。
でも三日坊主的にいろいろ経験したなぁ。

まだしてないヒッチハイクの話とかアメリカ旅の話とか、話さなくていいくらいな感じかも。

ちょっとだけ雪原の中に埋まりながら寝たい気分。

これからアルバイトだ。
めんどっち。