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オウレンを使ってみたよ!兄弟3人でテラミスティカ

今日も兄弟3人で集まってテラミスティカを遊びました。

と言う訳で私オウレン!砦を作れれば任意の宗教トラックを2個も進められるの!他に目立った能力もないし、これは強いに違いない!そう確信した私は最速砦建設ムーブを突き進むことを決める。

弟はスウォームリング。前回私が資源のカツカツさに苦戦した種族ですが、まぁ弟は私と比べて要領良く物事を回せるタイプなので、なんとかなるでしょう。

従兄弟はダークリング。初めて見たとき「なんじゃそりゃ!」となった種族。司祭コマでスコップって!それで勝利点って!しかし……司祭コマが枯渇すればスコップすらままならず苦戦するに違いない!そう思っていた時期が私にもありました。

さて、ゲームが始まります。
無論、前回のスウォームリングで悟った「居住地コマで生産基盤を固めないと資源が枯渇する」という教訓も忘れない。しかし、それが結果的に神殿系の建設を遅れさせることとなった。宗教レースを頑張らないといけないのに、司祭コマが湧くのが遅いと言う矛盾。オウレンは砦建設で恩恵タイルがもらえるものの、こちらでは無論収入拡大系のタイルを選びます。

そして、ゲームの中盤になって新米テラミスティカラーはようやく気が付くのです。確かに、宗教レースを疎かにしては最終的に僅差で負けたりもあり得るため、決して手を抜くことは許されないのですが、4つ分のレースを全て首位で完走することは難しいし、マジョリティ2位との点差は1つにつき4点。どれだけアクションとリソースを投入して頑張った所で、得られるリードは10数点なのです。

対する従兄弟は得点タイルの神殿ボーナス(確か4つでスコップと、2つで労働者コマ1つ)目当てで雲(風?)のレースこそ積極的に前進したものの、それ以外はほとんど宗教レースのマジョリティ争いに力を入れてなかった従兄弟が得点系の恩恵タイルとダークリングのスコップ得点で伸びまくっているのです。ずーっと首位を独走しているのです。

弟も私があれだけ苦戦したスウォームリングを使いこなし、宗教トラックを1あげる恩恵タイル、ボーナスタイルで宗教レースで優位に立とうとする私を少しずつ効率的に追い詰めていく。そして最大まで改良されたスコップを序盤は持て余しつつも、最後の得点タイルは居住地コマの建設で2点もらえるというもの。残されたリソースと魔力で地道に居住地を建設して点数を刻んでいきます。

結果、大した点にならない行動にリソースを割きすぎた私と、スウォームリングのかつかつ具合に終始苦しんだ弟が同率ビリ。従兄弟は得点行動を効率的に積み重ね続け、スコップするたび2点、居住地コマを作るたび4点、という暴力的な加点でぶっちぎりの1位でした。司祭コマを効率的に湧かせて、それでひたすら耕し、最終ラウンドの得点タイルにあわせて居住地コマをつくりまくったが故の結果でしょう。

今更気付いたのかよ、って感じですが、得点系の恩恵タイル、めっちゃ大切ですね。そもそもテラミスティカはその場その場で変動する「勝利点行動」をいかに効率的に積み重ね続けるか、と言うゲームだということを忘れていました。その「勝利点行動」を底上げする得点系の恩恵タイルが弱い訳がありません。おかしいなぁ。プレイしてる回数は私の方が大きいはずなのに、毎回苦戦を強いられる。まぁ要領悪くてセンスがないのは昔からのことなので、兄弟で楽しく遊べればそれでいいです!ははは!

スコップに司祭コマが必要な代わりに、得点がもらえるダークリング……スウォームリングなんかよりもよほど変態っぽく感じる。変態ってのはつまりよそと違うってこと。その差分こそ素晴らしいモノだと考えている私にとって、変態という言葉は最大級の賛辞に他なりません。今度は私が使ってみたい!と同時に、まだ使ったことがない種族の中にも実はとんでもない変態が隠されているのではないか、とわくわくさせられます。能力を把握して、試行錯誤しながら苦戦して、少しずつ乗りこなせるようになったときは、さぞ愉快でしょう。こりゃ確かにリプレイ性が高いと言われるのも頷けます。

と言う訳で、実家テラミスティカ会でした!

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