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106 大人トークの可能性

大人トーク(元実践は石川晋さん)は、先生方が子どもたちに学んでほしいことをジャブジャブ入れられて、それが個人じゃなく学校のコネクションになって、移住者の方が子どもたちに学びを提供することで地域が混ざり合うきっかけになり、子どもたちの学びが充実できる可能性がある。しかも、教師の準備はいらないのがいい。

先生方が子どもたちに学んでほしいことをジャブジャブ入れられるから、目の前の子たちにはどんな学びを提供したらいいのだろうか、と担任が考えたり、学年で相談したりしている状態が健全な学校につながる。そう僕は考えている。
また、ゲストと子どもたちについて一緒に見取りをすることで、一人では捉えられなかったことも見えてくる。
大人トークには、そういう可能性を感じている。「この学年ではこれをしましょう」という総合的な学習の時間から脱却できるだけでなく、学校全体が健全な方向に進んでいくきっかけをつくれると思うんですよね。