出会いと「好き」が増えること。
2020年の2月にコロナでベルリンから帰国してから、早2年と半年。数えてみると、50くらいの地域コミュニティに顔を出していた。
どの地域も、出会った人も、一人一人が印象的で、大切で、「好き」が全国にできた2年半。
この中でも、私の人生の転機になった場所が2つある。下田と知床だ。各地での出会った人たちとの積み重ねがあり、きっかけとして爆発したのがその2か所での出会いだった。
場所・時間・誰と過ごすかを自分で選ぶこと。「自由に」生きていくこと。
2019年から始まった私のデジタルノマド生活。旅の仕方に劇的な変化があったのは、2020年の7月、静岡県の下田でLivingAnywhere Commonsを通じて "地域のコミュニティ" を知ってからだ。
それまでは、行きたい場所を決めてから気になるゲストハウスを探していたところから、気になる人やコミュニティベースで行先を決めるようになった。
下田で「おかえり～」と声をかけてもらううちに下田がホームになり、下田のお父さんである梅ちゃんや、たけおさんの「やっちゃいなよ～！」の一言に背中を押され、しもズブのエリナをはじめとするLACのみんなに刺激を受け、各地の地域コミュニティでアクティブでエネルギー溢れる人たちと出会い波乗りをしていくうちに、気付いたら塚田エレナとELENTOができていた。
そんなこんなで、私が小さい頃からやりたかった「自由に」生きるという生き方は、自分で「どこで・誰と・何をするか」を選べるようになったという意味で、ここに一度完成したのである。
一方で、人間、ひとつ達成できると何かが不安になるもので、「やりたい生き方をしている今、次はどうしたらいいのか？」「この生活（多拠点生活・デジタルノマドとしての生活）のままでいいのか？」という焦燥感がつきまとい始めたのが2022年の始まりだった。
知床はとにかく熱かった！笑 どんなパッションを持つのか？そして言葉にして語るということ。
動物の中でシャチが一番好き！というわけで、「シャチ活」という言葉と、会社員時代からチェックしていたGOの三浦さんが参加するということで申込を即決したのが、2022年6月のTRAPOLの知床サス旅だ。
今こうして振り返っていても「知床楽しかった・・・・・！！！！！！！」「ふわあああああああ！！！！！！」となるのだが、一言で言うと、そこにいた人たちが本当にみんな熱かった笑
そして、滞在期間が全部異次元だった笑
参加者のみんなは、数日しか一緒にいなかったメンバーもいるのに、とりあえず「高校3年間同じ学校だったよね」くらいには密度が高く濃い、なんでか全然わからないけど濃密な時間笑
2か月後の長崎のHafH×LACの共創留学でも謎に大集合していて「あれ？ここは知床かな？」って思ったほど笑
そして、キング・大瀬良さん・しみなお・シャンディといった、お兄さんたちが夜な夜な語る内容が、濃くて熱い…！！！その熱さが伝染して、謎に目が冴えてみんなで囲って語り合うという画が、なんだか微笑ましくもあり。
"熱さを表に出さないことがクール" という世代で育った私にとって、忘れなられない連日の深夜の語り場だった笑
彼らの熱い言葉が零れ落ちるのが個人的にもったいなさすぎて、実は謎にメモを取ってたけど笑、夜中だしお酒が入っていたこともあり、残念ながら具体的には覚えておらず笑（すみません！）、ただただ「旅で人と人とがつながることで世界を少しでも平和にしていきたい。それを自分たちならできる。」というようなニュアンスの話が圧倒的に記憶に残ったことだけは覚えている。（もし違ったら本当にすみません！！！！）
少しでもbetterな世界・居心地の良い世界・平和な世界にする手段はたくさんあり、その中の自分の道をパッションを持って少しずつ進んでいくことに意味がある。そしてそれを言葉にできると、こんなにも力強いのかと思う日々。
私がPRの道に入ったきっかけは「ナチスドイツはなぜ熱狂的に支持されたのか？」「PRにより世論が動かされて戦争が起きるのであれば、その逆の平和に向かうためにも使えるのでは」と思ったこと。
その想いを、もう一度自分のコアな部分に置きたいと思った。そして、PRは1つの手段であり、より居心地の良い世界に近づけるためには他にも手段は無数にある。それを模索してもいいのかもしれない。
「自分が生きたい生き方ができた今、次のフェーズはここではないか？」
こうして棚卸してnoteを書く中で、少しずつ自分の中に落ちてきていることではあるけれど、この部分はこれからもう少し掘り下げていきたいなと思う。
強いパッションと言葉には、人も心も動かされ、言霊として動いていく。それが琴線に触れたのが、知床だった。
そして最後に、熱さでいうと忘れてはならないのが、知床のローカルフレンドのみなさま。
本当にそれぞれが各々のパッションを持っていて、普段は違うベクトルで動いている人たちが、今回の知床サス旅では同じベクトルに向かってその想いを突き動かした結果、この熱い旅が生まれたんだろうと感じた6日間だった。
そのエネルギーの強さがどこに行っても弾けていたのが印象的で、だから異次元にいる感じがしたのかもしれない。とにかく、熱かった！濃かった！笑
何がこんなに濃密だったんだろう？草刈りの一体感？よっしーアジト？延泊？卓球？余白？セレンディピティ？笑
わからないけど、たぶん全部だろうな笑（←全部超絶楽しかった笑）
余白で行った知床五湖も、天に続く道も、滝も、温泉も、女子部屋も、クルーズも、ジビエも、鮭も、クマ活もシャチ活もっ！！！！！もう一瞬一瞬が楽しかった！！！！！！！！笑（語彙力！笑）
知床から毎月各地で会ってるよっしー、延泊組でチーム女子4人部屋のひかりちゃん、おかわり知床の最高の夜もともに過ごしてくれたみずきくん・はるかちゃん、LACとの話を進めてくださった佐々木さん、興味深いトークを繰り広げてくださった源太さん。そして運営側の皆さま、一緒に遊んでくれた皆さま、本当にありがとうございました！！！！
知床で出会った人たちはみんなエネルギーつよつよでパッションつよつよで、それぞれ前に進んでて、そんな人たちに出会えたことに感謝。
そして、知床の熱さに触発されてやりたいと思ったことが2つ。1つは下田でイベント、そしてもう1つはロンボク島での旅企画。
下田のイベントは「しもズブweek」として9月に実施！(下田で待ってます♡)
そしてロンボク島は実現に向けての1歩は踏み出したところ。
さて、私もがんばろー！
好きが爆発した、知床サス旅。
とりあえず、言えることは、また知床で会おうね！！！！！！！！！！！
出会った数だけ「ありがとう」があり「好き」がある。
たまたま今日、初めて下田のお祭りに "参加する" という経験をした。お祭りというのは、地域の中でも外から見ても大きい伝統で、参加できることだけでも尊いことだったりする。特にコロナ禍の今、下田では3年ぶりの実施。縮小ではあるものの、私たちにとっては初めての下田のお祭りだった。
そこで初めて、町内の太鼓の綱を引かせてもらい、町内会の長老さんたちと昼から酒を飲みあかし、これから何を一緒にできるかという未来の話をした。
下田にLACが根付き始めて2年強。初めて地元の町内会の人たちと何か下田を盛り上げようっていう話を現実的にできたことが、それを町内会側の皆さんから言ってもらえたことが、本当に嬉しかった。
「この "嬉しい" という気持ちに対して、私は何をgiveできるんだろうか？」
まだはっきりとは答えは落ちてきていない。でも、「好き」や「楽しい」の輪を広げて巻き込んでいくこと、そして誰かの波乗りのきっかけになる波を作ることが、今の私にできることなのではないかと思う。
その「好き」「楽しい」をどうshowしていくのか、どう知ってもらう・来てもらうきっかけを作るのか。手段はたくさんありつつも、私がしっくりくるやり方は、色々トライしながらこれから見つけていくんだろう。
次の2年、どういう自分になっていくかはわからない。でも、こうやって、少しずつstep by stepで進んでいくのでしょう。
さて、やるぞー！！！
みなさま、引き続きどうぞ宜しくお願い致します。！！！！
いつもありがとうございます。今日も素敵な1日が、明日も素敵な1日が…毎日の日々がかけがえのない1日になりますように☆