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キッチン棚を使いやすく収納する秘訣は、『棚の高さと身長』

新しく食器棚や本棚、壁面収納を買った時、何処へ何を置いたら使いやすいのか迷いませんか。

使いやすいのは何処かな~と考えながら収納すると思いますが、ポイントを抑えておけば簡単に収納場所が決まります。 何となく入る棚の幅や高さから収納していくと、よく使うモノが取り出しにくかったりしますので、キッチンの棚を例にどの高さへ何を収納すればいいのかお伝えしますね。

① キッチン棚を使いやすく収納

毎日のように使うモノ、一番使用頻度の高いモノを収納。
● 毎日のように良く使う 食器、お箸
● 良く使う家電 炊飯器、ポット、コーヒーメーカー等
● お弁当箱(毎日お弁当を作る人)
● ラップ、ビニール袋、
● よく食べる食品 (レトルト食品・お茶・お菓子)

② 背伸びしないでも届く上の棚

時々使うモノ、軽いモノを収納。
● お客様用のコーヒーカップやたまに使う食器
● お弁当箱(たまにお弁当を作る人)
● ストック品のラップ、ビニール袋、スポンジ

③ しゃがんだり、かがんだりして取る(膝より下の位置)

時々使うモノ、重いモノを収納。
● 大きな食器
● 花瓶
● たまに使う家電(パン焼き機、ホットプレート、ミキサー)
● 水筒

④ 踏み台を持って来て取る(手が届かない高さ)

年に1度くらいしか使わないモノを収納。
● お正月のお重箱
● クリスマス用品
● お誕生日のパーティー用品
● 思い出の食器(箱に入れて)
● 年に数回しかお菓子を作らなければ、お菓子作りのモノ(カゴに入れて)

カゴを上手に活用しましょう

キッチンの棚は奥行きがあるので、細かいモノは取ってつきのカゴに入れたりして奥の方に入ったモノも片手で取り出せる工夫が必要です。
中身がわかるように、ラべリングもしっかりしてね。
100均のカゴでもいいですし、こちらのホームセンターなどで販売している「つり戸棚用ストッカー」はしっかりしているので使いやすいです。

まとめ

『同じモノでも使う人の身長で、収納する位置は変わる』
高さは、使う人の身長に合わせることが大切です。例えばお菓子の位置ですが、お子さんがお菓子を自由に食べて良い場合は、子供の手が届く高さの棚。ママがお菓子を管理したい場合は、手の届かない高さと収納場所が変わります。
とくにキッチンの棚に引き出しを使う場合は、気を付けて。奥までしっかり見えるような高さの配慮をしてください。見えない高さだと食品が賞味期限切れでも気が付かないなんてことになりますので駄目ですよ。

今回はキッチンを例にして書きましたが、本棚から押入れまで全ての収納の位置を決めることに身長から考える高さは共通します。私は165cmと女性にしてはやや背が高いので、お客様のお家で収納を考える時は使う人に手を実際に伸ばしてもらって高さを見たりします。

高さを意識して、ご自宅の棚をもう一度見直してみてください。
きっと使い勝手がかなり変わります。

取り出しやすい高さってことは、片づけやすい高さにもなりますので片づけが楽々できますよ。



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