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アーユルヴェーダ基礎理論講座

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アーユルヴェーダの基礎理論を詳しく解説するマガジンです。アーユルヴェーダ入門の方におすすめの内容です。
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#入門

アーユルヴェーダの古代経典にある定義と概念

アーユルヴェーダ(आयुर्वेद)はユナ二医学(ギリシャ・アラビア医学)、中国医学と共に世界三大伝統医学の一つでありインドが発祥の地の伝統的医学です。 近年では予防医学として世界保健機関でも推奨されています。 ※アーユルヴェーダはサンスクリット語で書かれたいくつかの経典をヒンディ―語にして、そこから英語に翻訳された後、更に日本では日本語に翻訳されたいます。実際のサンスクリット語で書かれた文献が英語に翻訳され、それを日本語にすると本来の意味を一言では言い尽くせないため、アー

アグニ 消化についての詳しい解説

Pachan パチャン(消化 )ー 消化の概念アーユルヴェーダでは身体において重要な3本のがあります。 その重要な柱をUpasthambhasと言います。 3つのUpasthambhas Aaharアハール ー 食べ物 Nidraニードラ ー 睡眠 Bramhacharyaブランハチャリア ーバランスのとれた性生活 食べ物は、体にエネルギーを与えるために非常に重要です。 アーユルヴェーダでは食べ物はAgni(アグニ)によって消化されると言います。 アグニとはいわゆる消化