PythonからMATLABファイルを実行する方法
MATLABファイルの実行
PythonでMATLABファイルを実行したい場合は、ファイルを関数化することで、関連記事のPythonからMATLAB関数を使う方法の内容を使って、実行することができる。
例えば、あるデータをmatファイルで保存するMATLABファイルがあり、これをPythonから実行する場合、
% MATLABファイル
x = linspace(0,10);
y = linspace(2,20);
save("data.mat");
これを関数ファイル化して、
function savedata()
x = linspace(0,10);
y = linspace(2,20);
save("data.mat");
end
とする。この関数は、引数も戻り値もない。
あとは、関連記事のPythonからMATLAB関数を使う方法で行ったように、以下のようなPythonファイルを作る。
import matlab.engine
# matlab関数を使用するためのmatlab engine起動
eng = matlab.engine.start_matlab()
# MATLABの自作関数の呼び出し
eng.savedata(nargout=0)
これを実行すると、data.matが作られる。
この自作関数には、戻り値がないので、引数に「nargout=0」を指定する必要がある。
MATLABファイル内で、別のMATLABファイルを実行している場合でも、問題なく動作する。
この方法を活用することで、PythonとMATLABの連携が可能となる。
以下、型の一致や戻り値関係の公式ドキュメント
型関係
戻り値
関連記事
PythonからMATLAB関数を使う方法
https://note.com/elemag/n/nb60d95bc4a9a?sub_rt=share_pw
サイト
https://sites.google.com/view/elemagscience/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0
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