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9.英語に対する誤解その1:ペラペラ

エピソード9:
ある番組で、外国人が偶然を装ってタレントに英語で道を尋ね、その反応を他のタレントたちがモニターを見ながら楽しむというものがありました。
 
外国人が、
“Excuse me, but please tell me the way to Shibuya Station.”
と尋ねると、タレントが、
“Sure, walk straight two blocks this way.”
としどろもどろながら答えました。すると、モニターの前で見ていた人々から感嘆の声が上がりました。
「彼って英語ペラペラなんだ、すごいね〜」
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この場面を見ていた私は驚きました。同時に、「英語ペラペラ」とはどういう意味なのかと疑問に思いました。皆さんにとって、「英語ペラペラ」とはどのレベルの人を指すのでしょうか?
 
グローバルビジネスの世界で生きてきた私にとっては、道を聞かれて答えるくらいでは「ペラペラ」とは言いません。
 
私の考えでは、「節分」を英語で説明できるくらいの人を「ペラペラ」と言って良いのではないでしょうか。

つまり、会話だけでなく、説明や意見を英語で述べ、相手に対して複雑な質問ができる人を「ペラペラ」と言えるのですが、皆さんはどう思います?



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