こうめ

お笑い好きな編集者|日本エレキテル連合のオタク|フワギャル(「フワギャル」というファン…

こうめ

お笑い好きな編集者|日本エレキテル連合のオタク|フワギャル(「フワギャル」というファンネームの生みの親)

最近の記事

THE LAST DECADE(「日本エレキテル連合文化祭2023」出展作品より抜粋)

 社会人生活も長くなり、それなりに毎日なんとかやっている。住む街も好みの服も聴く音楽も、隣にいる人も変わった。それでも私は、10年前に出会ったお笑い芸人のことを、性懲りもなく追いかけている。  日本エレキテル連合を知ったきっかけは、2013年と2014年をまたぐ大晦日の、とあるテレビ番組だった。  その当時、私はまだ実家で暮らしていて、大晦日には母とふたり連れ立って、近所のお寺まで参拝に行くのが恒例行事だった。未成年で、深夜に外出する機会はまだ少なかったから、鼻腔いっぱい

    • 想像の生卵が割れるとき(#日本エレキテル連合の坊っちゃん に寄せて)

      お笑いが好きです。長い人生の、すてきな暇つぶしになるから。笑うと気持ちいいから、楽しいから。 理由は色々あるけど、何があっても愛したいと思う芸人さんが、私の人生に登場したから。そんなコンビがまた面白いことをやろうとしているので、その活動をほんの少しでも知ってほしくて、筆を執りました。 このnoteは、「お笑いが好きで、何か新しく面白いものを知りたいと思っている人」や、「読書や演劇が好きで、まだお笑いの舞台をナマで観たことがない人」に読んでほしいです。 好きなお笑い芸人が

      • パラレルな世界で、たくさんのあなたたちと出会うこと。あるいは日本エレキテル連合「電気画廊」の感想

        こんにちは、日本エレキテル連合の8年目のオタクです。 2022年6月19日、東京・阿佐ヶ谷。 あの伝説のイベントが、ついに復活を遂げました。 きみは「電気画廊」を知っているかこのnoteは、日本エレキテル連合についての知識が『白塗りとおじいさんで流行った芸人でしょ?』オンリーの人にも、ほんの少しでも現在の活動を知ってほしい気持ちで書いています。 なのでまずは、冒頭で “あの伝説のイベント” とか言ってしまいましたが、「日本エレキテル連合の電気画廊とは何か」をちゃんと説

        • “世界観” と呼ばれるものたちへ、あるいは「芸人のボケを抽象化したもの展」の感想

          ふるやいなや・日本エレキテル連合・熊本アイの3組の芸人(※熊本アイさんは元芸人)による、「芸人のボケを抽象化したもの展」。 この記事では、原宿デザインフェスタギャラリーで2月17日〜23日まで開催された展示の模様と、2014年から日本エレキテル連合を応援しつづけているファン目線の感想をお届けします。 異色のコラボレーションかと思いきや、それぞれの個性が立ちながらも、緩く交わり合うような空間。 こういう作品たちを見たときに「世界観」という表現で片付けたくなるけれど、それは

        THE LAST DECADE(「日本エレキテル連合文化祭2023」出展作品より抜粋)

        • 想像の生卵が割れるとき(#日本エレキテル連合の坊っちゃん に寄せて)

        • パラレルな世界で、たくさんのあなたたちと出会うこと。あるいは日本エレキテル連合「電気画廊」の感想

        • “世界観” と呼ばれるものたちへ、あるいは「芸人のボケを抽象化したもの展」の感想