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大きな夢は後ほど。今できる中での幸せをかみしめよう!

この記事は、エラマプロジェクトが主催するライティング&ブランディング講座「わたしの人生をつくるための文章表現スキルアップ講座(旧タイトル:ライターシップ講座)」の受講者による、講座終了後の課題作品です。

こんにちは!
今回初めてElämäの記事を担当させていただくmamyです。
 
まず簡単に自己紹介を。
大阪生まれ、大阪育ち。
主人、中学1年生、小学5年生の2人の息子と大阪市内に在住。
平日は市内にある会社で働いています。
好きな事は、
体を動かすこと、スポーツ観戦、読書、音楽、料理、ショッピング、ドライブ、旅行、
美術館巡り、魚釣りなど、とにかく興味を持った事はまずやってみる、
「打てば響く」を座右の銘の一つに掲げ、日々暮らしています。
 
・・・と、比較的アクティブに、Happyに毎日を過ごす私ですが、生活リズムがガラリと変わる出来事が。
まあ、私だけではなく、全世界ですけどね。
そう、コロナ禍です。

コロナ禍で変化した日常生活

2020年、小学校が休校になる、まさかの事態。
息子たちは学校だけでなく、毎日のように通っていたサッカースクールもグラウンドが利用出来なくなり、自宅以外の居場所が閉鎖され、今までの日常がガラガラと音を立てて崩れていきました。

そして私が勤める会社もテレワーク勤務がスタート。

でも、基本的に楽観的な私と息子たち。
通勤時間がなくなったこともあり、朝の時間に余裕が出来たこと、運動不足解消のために始業までの1時間を3㎞のランニングすることが日課に。

ランニングコースは自宅のすぐ近くにある川辺。
そこには遊歩道があり、人目も憚らず好きに動き回れます♪

息子たちは颯爽と駆け出し、あっという間に私の前からいなくなってしまう。
私は、ひとりジョギングしたり、スキップしたり、オリジナルヨガポーズでくねくね歩いてみたり、カルガモが流れに身を任せてぷかぷかしているのを観察したり。
 
そんな風に、コロナ禍の最初の1年は、早く以前みたいに友達に会ったり、BBQしたり、気兼ねなくできる生活に戻りたいな、と思いながら、「今だからこそ」を純粋に楽しんでいました。
 
そして、2021年。
コロナ禍の生活にも慣れ、少しずつこの事態の中でも楽しむノウハウも分かりつつ。
しかし、4月25日に発出された緊急事態宣言には、やはりショックが大きかった。
「ゴールデンウィークは友達と遊びたかったのに!!」
「子どもが緊張&楽しみにしていたサッカーの公式戦だったのに!」
そんな日常の小さな楽しみも、またまた奪われてしまったのです。
 
1年間制限された中でもエンジョイしてきたつもりだけど、やっぱりちょっと以前と違う。そしてなんだか心が疲れている。

そんな時に気づいたこと。
そっか、 癒やしが足りないんだ。

「私は、癒やしが欲しいんだーーー!!!」
きっと、それは私だけじゃない。家族もだ。
 
こうして、私の癒やし探しが始まったのです。

私が求める癒やしとは

さて、癒やしの必須条件は、
・家の中で癒やされる
・無償の愛を注ぐことができる
 
意外と条件少なくてシンプル(笑)。
そして、この2つを兼ね備えてるものは、とっても簡単に導き出される。
 
そう、我が家に足りないもの、
 それは、
「ペット」だ!!
 
早速、ペットがいる暮らしをイメージしてみます。
実家にいたときには、犬と猫の多頭飼いをしていたから、容易に想像できます。

あの子たちにはテレパシーがあるんじゃないかな、と思います。
帰宅すると、気配を感じて、嬉しそうにしっぽを振りながら一番に出迎えてくれる。
足にすりすりして「ゴハンちょうだい♡♡」とおねだりしてくる。
新聞を広げていると、上にゴロンと乗っかって「いますよ」アピールをしてくる。
それだけで一日の疲れの半分はどこかに吹っ飛んでしまいます。
少しふれあうだけで、気持ちがぽかぽかしてくる。
妄想するだけでこんなに幸せな気持ちになれる。
 
うん、間違いない。
やっぱり、癒やしはペットがいい!
 
お迎えするなら、犬と猫、どっちが良いだろう?
犬なら大きい犬が良いなー。サモエドかトイじゃないプードル。
猫ならどんな子でも良いなー。そうだ、社会貢献も兼ねて保護猫も良いんじゃない?
早速、保護猫カフェを調べてみる。あ、心斎橋に素敵な保護猫カフェ発見!

そんなこんなで夢は膨らみます。
 
今までも何度か家族の中でペットを迎えたいという話がありました。
しかしその時は、課題があったのです。
 
・昼間誰もいない家に1匹で留守番させるのは可哀想じゃないか。
・壁紙やフローリングが爪でガリガリされて、家が傷だらけになるのではないか。
・実家の犬が匂いに反応して、ヤキモチをやくのではないか。
・次男は犬も猫も大好きだが、おそらく猫アレルギーではないか。
 
ん?
考えてみると、どの課題もクリア出来ていない?!
100歩譲って家が傷つくのは我慢できるかもしれないけど、その他はどれも未解決。
 
このままじゃ、私の家に癒やしのペットはいつまで経ってもお迎えできない・・・。
ショックを抱えながら、現状を再認識するのでした。
 
そんなある日、高校時代の友人から、こんなLINEが届きました。
 
「里親、探しています!!
 興味がある方、ご連絡ください。
 あっ、かわいいー♡でスルーでも全然OK👍」
 
そして送られた写真には
「ハリネズミ」!
 
飼っていたハリネズミが5匹赤ちゃんを産んだので、その里親募集とのこと。
 
以前、職場の先輩の姪っ子さんが飼っているハリネズミの写真を見せてもらった事があります。
”甘味処”のイメージでDIYされていたその子の家!
なんて可愛い!あまりのキュートさにすっかり虜に。
 
ハリネズミはモグラの仲間で、夜行性。
日中は眠って過ごすので、静かな環境を好むそう。

・・・ということは日中誰もいない環境の方が良くない?
私にとっても、ハリネズミにとってもwin-winな関係。
 
これは、運命かもしれない!!
 
「家族に確認してOKなら里親になりたい!」とすぐさま友達に返信。
 
そして、夜。
期待に胸を膨らませながら、家族に提案してみました。
 
まずは息子たち。
「ペット飼いたいんだけど、ハリネズミの里親になりませんか?ってきたから。どうかな?」
 
長男
「え、ハリネズミ?
 ホンマは犬が良いけど、まぁmamyが責任持って飼うなら飼っても良いよ」

次男
「mamyがちゃんとお世話して飼うなら良いよ。可愛いし、俺もお世話手伝うよ」
 
今まで息子たちがペットを飼いたいという度に言っていた言葉が、ブーメランになって戻ってきます。
一応息子たちには、快諾(?)してもらえたから、残すは主人のみ。
 
主人
「え、ハリネズミ?ネズミやで。どこで飼うん?」
 

「ここかな。ダイニングかリビングにケージ置いて。写真見て!こんなに可愛いで!ほら!」
 
主人
「可愛いかもしれんけど、ネズミやし。俺、ネズミはちょっと・・・」
 
ハリネズミはモグラなんだけどな・・・。たまに発動する、主人の今まで隠していたけど実は苦手なもの後出し作戦を前に撃沈。
 
あーあ、やっぱりうちに癒やしのペットを迎えるのは夢のまた夢・・・。
またまたショックを抱えながら、眠りにつくのでした。

それから、数週間後。
会社でPC操作をしているときに流れてくるリスティング広告。
そこで私は運命の出会いをするのです。

そしてユキコがやってきた

 名前はユキコ。
本当は「ユキちゃん」ですが、次男が「ユキコ―!」と叫んでいるのですっかりそれが定着したようです。
 
先日のハリネズミの一件もあり、やはり我が家にお迎えするペットは犬か猫が良いというのが家族の意見。
そして、犬か猫をお迎えするには、昼間に誰かがいるのが条件。
しかし、主人も私も息子たちも、相変わらず昼間、家にいない。
実家の犬もヤキモチをやくかもしれないし、次男のアレルギーもまだすぐには無くならないでしょう。
 
今の生活の中で出来る私の癒やし。
 
そう、今私が手に入れた癒やしは、ワモンアザラシのぬいぐるみ「ユキちゃん」だ。

わがままボディとなんともいえないアンニュイな表情で家族をふにゃー!とさせてくれる。
 
特に次男は溺愛中。

まんまるボディで
「ウォールユキコ(巨人が出てくるあの人気漫画)」と言いながら、壁を再現?してみたり、
他のぬいぐるみと共に
「大阪ユキンジャーズ(不良主人公がタイムリープするあの人気漫画)」を結成?したりと
ユキコをフル稼働させ、毎日エンジョイしてます。
 
ああそっか、おっきくなくてもいい、毎日の中の小さな喜びを見つけるのって、大事だなと実感する。
きっと小さな喜びが積み重なり、気づけばいつか大きな喜びを紡いでいるのでしょう。
 
そして、将来リタイアして、主人か私が家にいることになった時にペットと共に時間を過ごすという、長年の夢を叶えよう。
 
だから、今はユキコの可愛い鼻たぶを私の鼻にくっつけて「鼻たぶ交信」する。
ユキコのテレパシーを感じながら癒やしのパワーを注入して貰っているのだ。
 
そう、今ある中での幸せをかみしめながら。

Text by mamy

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