#33 愛の定義とは〜マインドの法則
偶然、「愛の定義」に関するセミナーを見た。
愛とは何か？
私たちの永遠のテーマであるが、非常に抽象的なものでもある。きっと何かの縁で出会ったそのセミナーを聞きながら、マインドの法則から愛とは何かを考えてみた。
私は究極の愛とは己の命そのものであると考えている。私たちは天から命を与えられて生きている。私たちの命そのものが、天からの愛の象徴なのだ。この世に生を受けているのは、私たちが天から愛をいただいている証拠だ。生きている、もうそれだけで天から愛をいただいている。そう考えるとどうだろう。既に私たちは愛に満たされているということに気づく。
ただ残念なことに、私たちは命は天から与えられているものという、その基本的なことを忘れがちだ。自分の命があるのを当然のこととして、考えてしまうのだ。しかし、その当然の罠に陥ってはならない。なぜなら、命があるのが当然となった瞬間、私たちは日々、天からのギフトを受けとっていることを忘れてしまう。天からの愛を感じられなくなってしまう。そして私たちの人生は暗く辛いものになる。
だから私は、命は天から与えられた愛だと忘れないようにしている。そして、朝目覚めると、今日も天の愛をいただいていることに感謝する。私たちは命ある限り、愛に満たされている。しかも、天からの愛だ。これほど心強く幸せなことはない。
マインドの法則では、究極の幸福の形は、私たちの人生そのものが天に見守られ、導かれていることを信じきることにある。私たちの人生は目には見えないが、ずっと天に守られ、ずっと導かれているのだ。何か出来事が起きたら、それは天からのメッセージだ。その天から与えられたメッセージに従って生きていけば、私たちは幸福になれる。何も心配することなどない。私たちの人生は常に導かれているものだから。そんな天の導きを心の底から信じた時、私たちの人生は無限のパワーを発揮する。
しかし、それを信じきることができずに自我で生きると道を踏み外す。私たちは人生の拠りどころを、天ではない何か他のものにおきがちだ。例えば、お金、地位、名誉、他人、自分の力量など…。そしてブレまくる。何を信じていいのか分からなくなる。そうではない、人生の拠りどころは天にあるのだ。人生の拠りどころを天にすると、途端に人生の軸がブレなくなる。天を信じると何も怖くなくなる。
なぜ私たちが生きるのかというと、それは天からの愛に応えるためだ。間違ってはいないだろうか。誰かのために生きるのではなく、人気者になるために生きるのでもない。成功するために生きるのでもなく、誰かに愛されるために生きるのでもない。私たちが生きるのは、天からの愛に応えるためだ。
私たちの存在そのものが、天からの愛によってできている存在だ。それを信じきれた時、強く堂々と、自分の人生を生き抜くことができる。そしてこの世に生がある限り、その愛に応えていく。今日も天からの愛に応えるために、懸命に生きようと。人生とはその繰り返しではないだろうか。
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