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マインド心理学開発ストーリー3:不幸の研究に没頭編

こんにちは、マインド研究家のなかえりです。
いつもありがとうございます。

さて、このシリーズもいよいよ佳境に近づいてまいりました。

昨日に引き続き、なぜ私がマインド心理学を開発したのか、その経緯と背景についてお伝えしたいと思います。

お付き合い頂けますと幸いです。

こちらも合わせてどうぞ
1 コンサルタント時代編
2 人生どん底時代編

▷不幸の研究に没頭


もうポジティブ仮面でごまかすのはやめよう。

そう考えた私は
自分がなぜこんなに悩み、ストレスに苦しむのか。
それは自分のマインドのどこに原因があるのか。
を追求しようと決意しました。

そこでまず始めたのは、過去の自分に起きたトラブルや嫌な出来事、つまり不幸な出来事をすべて分析して、自分のマインドの何が原因だったのかを追求したのです。

離婚、事業の失敗、病気、ビジネスのトラブル、友人とのトラブル、失敗したこと・・・大きなことも小さなことも。

最初はこれが本当に辛かったです。
だって、自分の傷口をえぐり返して塩を塗るようなものですから。

最初は辛くて、泣きながら分析してました。

なんて自分は愚か者なんだろう
馬鹿だなあ
情けないなあ
そんなふうに感じながら。

でもだんだん、自分がなぜそんな悩み多き人生を歩んでいるのか、その原因がわかってきたのです。

自業自得でした。
人生におきることはすべて因果応報といいますが、人生はまさしくそうなっているのだと気づかされたのです。

そういうカラクリがわかってくると、だんだん好奇心のほうがまさってくるから、人間不思議なものです。

あの事例はどうしてだろう?この事例はどうしてだろう?と、思い出せる自分の不幸な経験をすべて分析しました。

そう、おそらく全部。

自分の経験をすべて分析し終えたら、他人の経験を。
社会で起きている不幸な事件まで。


よくよく考えたら、不幸を徹底的に分析するなんて、とても悪趣味な話だと思われるかもしれません。

でも、当時の私にはそんなことも跳ねのけるような目的がありました。

これ以上、悩みたくない。 
これ以上、苦しみたくない。
これ以上、泣きたくない。

だから今ここで原因を突き止めよう。

当時は家も離れることができず、時間だけはたっぷりあったので、常に人間のマインドを観察し続け、毎日飽きるまで分析していました。


▷マインドの構造を開発、体系化へ


マインドを分析する際にふと思いついたのは、マインドの構造を、経営環境を分析するSWAT分析のようなマトリクス構造で表すことができないかという事でした。


SWAT分析とは、外部環境と内部環境、プラス要因とマイナス要因の二軸で経営環境を分析する手法です。
非常にシンプルで使いやすく、コンサル時代によく使用していました。

マインドも同じように構造化できれば、きっとその状況を分析しやすくなり、原因の解明と解決策がたてやすくなるのでは、と考えたのです。

そこで、様々な書見を読み漁りながら試行錯誤し、とてもシンプルだけど包括的なマインドの構造を作成しました。

しかし、これだけではまだ仮説。

そのマインドの構造が正しいかどうかを検証するため、それまで分析した不幸の事例も含め、再度分析しなおしたのです。

そして分析を進めた結果、「自分が感じていることは、すべて自分が生み出している」という言葉どおり、自分の悩みや苦しみは、自分のマインドが生み出している事を確信したのです。


すべてが紐解けた瞬間でした。

それを理論的に体系化したものがマインド心理学です。

ですからマインド心理学は、自分が悩んだり、ストレスを抱く理由を紐解く、苦悩の原因を知る学問とも言えるでしょう。

自分が感じていることは、すべて自分のマインドが生み出している

そのイライラも、モヤモヤも、ウツウツも。
すべて自分のマインドが生み出しているのです。

苦悩の原因がわかれば、あとは対策をたてるだけ。

ようやく自分の未来に希望が見えました。

次へ続きます。
4 幸福へのマインドシフト編

最後までありがとうございました🤗



📚今回ご紹介したマインド心理学、kindle本を1月に出版予定。ここではご紹介しきれない、マインド心理学のすべてを解説します。


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