私が抱いた危機感


「空間」。正に私が今一番興味を持っていて、知識を身につけているところ。

空間は人をコントロールし、大きなインパクトを与えるものである。いる場所によって、人の気持ち、リアクションやモチベーションは大きく変わり、何より表情が変わる。ポスト2020が問題となっている今、ライフスタイルの環境を良くしていくには、場の空間がとても重要であり、今後も追求していかなければならないテーマだと感じている。

そんな中、Worksightの編集長・クリエイティブセンター主幹研究員である山下正太郎さんが現代の最先端のオフィス環境について話してくれた。

海外に飛び回っている彼が注目していたのは、オフィスでの自由な働き方であった。WORK ✖ LIFE を掛け合わせて、働き方改革を進めていかければならない。今後、多様な人材を受け入れるにはソーシャルコミュニケーションが取れるカジュアルなオフィス環境が必要となり、居心地がよく、集中ができる「自分にあったワーキングスペース」を選べる環境作りが需要となってきている。更に、ワークだけではなく、外国人は特にライフとのバランスを重要視している為、企業はトレーニングセンターやフリースペースなど、プライベートの時間も充実ができる空間を提供している。

このような環境で働けたら、ワークとライフのバランスが上手くとれるし、人生働くことが全てではないから、プライベートも楽しみつつ、仕事はモチベーションを保ちながらできる最高な環境だと感じた。

その一方、日本のオフィスは東京オリンピックに向けてグローバル化を進めているにも関わらず、働く環境が悪いため、多様な人を企業に取り入れるのが難しい。そのため、長期間東京で働くというより、観光して帰国するケースの方が多い。今後は東京で働きたい!と思わせるにはどのような対策をとっていかなければいけないのかが重要な点になってくると思う。先進国でありながら、まだまだアメリカやヨーロッパに追いついていけてない部分が沢山ある。

私は、話を聞いて、周りの世界がこんなにも早く発展していることに気づかされ、世の中のことを知らないことに危機感を抱いた。


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