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ワクチン接種しました in カナダBC州

カナダの首都のあるオンタリオ州は、再び感染拡大となっており、4月8日から自宅待機令が出されました。医療体制も逼迫しており、病床確保が難しく、重症の病人 特にコロナ以外の病人の受け入れをキャンセルしなくてはならない状態です。州首相は「極めて深刻な状態」と言っています。

BC州の様子

私が住むBC州もオンタリオ州ほどではないにしても感染者数は増え続け、屋内での飲食やスポーツエクササイズなどの禁止が新たに付け加えられています。

ワクチン接種

今年始まった高齢者へのワクチン接種は 徐々に広がり、接種を受けられる年齢が4月10日現在、55歳以上までになりました。

バンクーバーエリアでのワクチン接種登録は、3種類あります。

1. BC州政府のサイトで登録(現在60歳以上が登録できる)
2. 薬局で登録(55歳から65歳)アストラゼネカのみ
3. 職場がまとめて登録 年齢関係なし(医療関係、グロッサリーストアなどエッセンシャルワーカーに該当する職場)

主人は、1で登録して、来週接種の予約がとれました。

私は、2で登録して、3日前に接種すみ。

娘は、3で 早い時期に接種しました。

3. 私の場合

「55歳以上が薬局で登録できる」と発表があってすぐに登録サイトを探したのですが、チェーン薬局から個人の薬局まで色々あり、それぞれがサイトも違うし、やり方も違う・・・。昨日は登録できなかったところが、次の日はできたりで、目が離せませんでした。

それでも3日ほどかけて10以上の薬局に登録! この頃にはちょっと意地になってましたね〜。笑

そして、最初に「予約できます」と、メールが来たところで即予約しました。

そこは家からちょっと離れたところで、本命の薬局(笑)は、別にあったのですが、やれるときにやる!と決めて、他を待たずにすぐに予約しました。

予約できる日時は、非常に限られていて、たった1日。その日は本当は別の予定があったのだけどそれをずらして、夕方の予約を取りました。

接種日は、メールが来てから3日後でした。

ところで、10ヶ所以上に登録した薬局ですが、今までにメールが来たのは現在2件だけ。
やっぱりすぐに動いてよかったです。

4. 接種日の様子

事前にメールで健康保険番号を通知し、健康状態などに関する質問にも答えてあったので、当日は、予約時間の10分前に 薬局に行くだけでした。

薬局に掲示でもあるのかと思ったけれど、何もない。窓口で聞いたら「そっちの部屋に行って」と、言われたのみ。

ごく普通の薬局の様子でした。

部屋へ行くと、すでに注射の準備をして待っているスタッフがいて、健康保険番号、誕生年月日、名前を確認して 

ぶすっ !

部屋に入って、ジャケット脱いで、座って・・・。5分もかからなかったでしょうね。

注射後、15分ぐらいは外に座って様子をみてください。何もなければ帰っていいです。と、言われました。

接種した日と次の日は、ちょっと腕が痛い。動かしにくい。と感じましたが、それほど大したことではありませんでした。

3日目には、ほとんど忘れています。

副作用は全く感じませんでした。インフルエンザのワクチンと変わりません。

免疫ができるのは2週間後くらいだそうですが、それでも気持ちがぐっと軽くなりました。不安が一つ消えたような気がしています。

5. 今後の接種について

2回目の接種は、4ヶ月後とされています。1回目の接種をしたところから連絡が来ることになっているのですが、カナダのシステムをあんまり信用していないので、4ヶ月後にどうなっていることか・・・?

でも なんやかんやあっても結局はなんとかなるのがカナダなので、あまり心配しないようにはしています。

6. ワクチンに対する周囲の人の考え

私の周囲を見回すと、ワクチン接種に積極的ではない人が少なからずいます。

曰く

副作用が怖い
本当に効果があるのか?特に変異種に効果があるのか?
もっと証明されてからにしたい
薬、注射が嫌い

気持ちはよ〜くわかるのですが、私は積極的にやった方がいいと考えています。

ワクチンをうつということは、自分の身を守るだけでなく周囲の人をも守ることになるからです。

ワクチンは感染を予防するとともに、感染しても症状を抑える、重症化を防ぐという自己防衛の効果が第一ですが、多くの人が接種することにより集団免疫となって、社会全体で感染を防ぐことができるようになっていくとされています。

WHO世界保健機関は集団免疫の状態となる条件について正確には分からないものの世界の人口の70%以上がワクチンを接種する必要があるとしています。

世界の70%以上というのは、すぐに達することはできないでしょうが、少なくとも自分が住む周囲でそれだけの人がワクチン接種していれば、感染拡大は防げるのではないでしょうか。

単に噂や感情でワクチンしないと決めつけないで、正確な情報を自分で探してからワクチンについて決めてほしいと私は思います。







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