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有機栽培とは・・・

こんにちは!ベランダ菜園初心者のあっこです。

以前投稿したように私が有機栽培に興味を持ったのは、家庭の生ゴミを減らすためにダンボールコンポストを始めたことでした。せっかく自家製の堆肥がたくさんできるので、これを使って化学肥料や農薬を使わずにベランダ菜園を始めてみようと思いました。そこで、まず買ってみたのがこちらの本。

『コンテナ・プランターでできる 
有機・無農薬 かんたん野菜づくり』

有機栽培で調べていると、この本の監修をされている金子美登さんの名前が何度か出てきました。日本における有機農業の第一人者の一人なのではないかと思い、一冊購入してみました。

この本の中では、

 農薬や化学肥料を使わずに、土と有機質肥料で育てるのが有機栽培です。有機質肥料とは、落ち葉や鶏糞、おからなど、動植物由来の素材を発酵させたもの。化学的に配合された肥料ではなく有機肥料を使うことで、微生物が住むよい土をつくることができます。
『コンテナ・プランターでできる 有機・無農薬 かんたん野菜づくり』
金子美登監修 成美堂出版 2011 (p.20) 


と書かれています。私もなんとなくそんな感じなんだろうなと思い、土づくりの時は、ホームセンター等で売られている化学肥料が混ぜられたものではなく、市販の赤玉土に腐葉土、堆肥(ダンボールコンポストで作ったもの)を混ぜたものを使うようにしました。

今年の土づくり


ただ、一般的に有機栽培というのは農薬を使わないことではないようで、一定量の基準を満たした農薬の使用は認められているようです。これは主に、市販の有機野菜、オーガニック野菜に対しての考え方なのかな、とも思いますが。だからこの本の題名にも「有機・無農薬」と農薬を使わないことが明記されているのだとわかりました。

そして私は肥料についても、その名前から、無機質=化学肥料と思っていましたが、これは勘違いで有機質肥料でも無機質は必要だということも知りました(よく考えたらあたりまえですよね…)。そして、有機質肥料と化学肥料の違いはその生成方法なのかな、と。

有機質肥料は油粕や鶏糞、魚粉、米ぬかなど既に存在するものを土壌に混ぜ込み、土壌中の微生物の働きで植物に必要な栄養を作り出すという方法。

一方で、化学肥料の場合は工場などで化学的な方法によって植物が直接吸収できる栄養を作りそれを与えるという方法。

有機質肥料は即効性はないけど持続性があり、与えることで土壌が改良されていく。化学肥料は即効性はあるけど、すぐに効果が薄れてしまい、与えすぎると土壌の質が低下してくるとのこと。

なぜ、このようなことを考え始めたかというと、へちまの花が咲くようになってそろそろ追肥をしないといけないような気がしているからです。有機栽培といっているのならば化学肥料は使いたくないのですが、ぼかし肥や有機の液肥を作っている余裕は今はなさそうで、市販のものを購入して使うべきかどうか悩んでいます。

有機栽培で検索していると追肥はいらない!と書かれている方もいるようなのですが、どうなんでしょう。

悩んでいるうちにも野菜たちはどんどん成長してしまう!今年のベランダ菜園は色んなことが後手後手に回っている感じです…反省。

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