ダンボールコンポスト
こんにちは!ベランダ菜園初心者のあっこです。
私が有機栽培、無農薬に興味を持ったきっかけの一つは、1年半ほど前に、友人の勧めからダンボールコンポストを始めたことでした。当時は家にプランターが一つしかなく、堆肥作りというよりは生ごみ処理を第一の目的としていました。と言うのも、息子が離乳食を始めた時期で、毎日毎日食べ残しを捨てるのがもったいないな、と感じていたからです。
色々と調べてみると、ホームセンターに行って自分で土を購入して基材を用意する方法もあるらしいのですが、車のない私はネットから簡単に注文できるトーホーさんの生ゴミダンボールの素を購入することにしました。
発酵促進剤も同時に購入しました。始め方の説明書もついているし、量もたくさん入っているので、お手軽に始めることができ、これにしてよかったと思っています。ただ、我が家(大人2人+幼児)だと、半分の量で1タームとして使い切るのが良さそうでした。それでも半年くらいはひと箱で処理し続けることができています。土が多いとお世話も大変になってくるので。
そして現在は、3箱目に突入したところです。段ボールにはカバーを付けた方が虫の混入を防げるそうです。そしてカバーには古くなったTシャツをリメイクするとちょうどよいとか。私はもう着ていないチュニックTシャツを切ってカバーにしています。伸びがよくて、ちょうどよい!さらに段ボールに直接土を入れるより、不織布袋や目の細かい洗濯ネットに入れると箱が長持ちしてよいと聞いたので、今は洗濯ネットに入れています。これは混ぜるのも楽になるし、虫が発生した時に対処するのにも便利。おすすめです。
1箱目は熟成期間が終わり、今回の植え付け時に堆肥として使用しました。2箱目は只今熟成中。堆肥にするためには生ゴミの投入を終えた後に、時々混ぜながら様子を見て、乾燥したら水だけを加え熟成させることが必要です。熟成期間は1~3カ月ほど。黒っぽくなってきました。
そして、現役で我が家の生ごみを処理してくれているのが3箱目。本当は毎日撹拌(混ぜること)をしないといけないのですが、たまに忘れています・・・。
コンポストに生ゴミを入れる際には、分解されにくいものはできるだけ細かく切って入れたり、入れないようにするとよいらしいのですが、忙しいとどうしても忘れてしまいがち。そのためにコンポストの中に分解されなかったゴミが溜まっていきます。たまにふるいにかけてお掃除することも必要。
1年以上続けているとどんなものが分解されにくいのか、においを発生させてしまうのか、少しずつわかってきました。
我が家のルールで入れないものは
野菜の皮(特に玉ねぎ、じゃがいも)
みかんの皮(これ以外の果物の皮は細かく切ってから)
卵の殻
タネ
生のお肉やお魚(火を通した脂は発酵を促進します)
大量の魚のあら(一度生臭くなって大変でした)
しょっぱい食べ残しやソース類
面倒だなと思う時もありますが、おかげで我が家の生ゴミはだいぶ減り、これからの季節ににおいで悩まされることも少なくなりました。そして、ひと箱目のコンポストからできた堆肥で野菜が順調に育っているというのも嬉しいところ!
少しでもお世話をさぼると虫が発生したり、発酵がうまく進まなかったりとまだまだ悩むことは多いのですが、これからも地道に続けていきたいと思っています。現在は梅雨時期に入り、粉ダニと思われる小さな小さなダニが消滅してくれないのが悩み・・・。
段ボールコンポストを使っている方と情報交換できたら嬉しいです!
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