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今日の新聞[2021.5.14]

新幹線の先端のかたちは、鳥からヒントを得た形、という話を聞いたことがある。似たような話の記事を見つけた。

蝶の羽からガラスを改良するヒントをつかんだ、というものだ(朝日新聞夕刊2021.5.14, p.8)。

「世界一美しい」といわれる「モルフォチョウ」の羽の表面の形を、ガラスの表面に応用すると、室内に差し込む光が虹色にならず、自然な光のまま差し込むことをコンピューターで計算した、という。このアイデアを実現する技術はこれからの課題ではあるらしい。今は窓際だけが明るいけれど、技術的課題を乗り越えて工夫をすれば、窓から差し込む明かりでこれまで光が届きにくかった室内の部分、部屋の奥や天井などへ光を届けることができるかもしれないという。

画家フェルメールが描いた窓際の情景も、違った描かれ方をする日が来るかもしれないですね。

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