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今週の新聞[2022.11.19-11.25]

「多くの民族音楽は演奏者の上手い下手を人間的な面白さとして包み込む寛容さがあり、演奏者に潔癖さを求める近世以降の西洋音楽に比べて、構造的に壊れないという。」

朝日新聞に掲載された、ミュージシャン 後藤正文さんのコラム「人間らしい音楽のゆくえ」(朝日新聞2022.11.23, p31)で引用されていた、若尾裕さんの著書『親のための新しい音楽の教科書』の一節です。

そしてコラムはこう締めくくっていました。

「私たちの考え方次第では、失敗する可能性のある演奏家があらかじめ排除された、自動演奏の音楽会のような社会が実現する可能性もある。」

へたうま

そういえば、この言葉、最近耳にしなくなってきた気がするのは私だけでしょうか。

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