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今週の新聞[2022.12.3-12.9]

「ナラティブとは「物語」とか「語り」と訳される。ストーリーには筋書きがあるのに対して、ナラティブは自由に語り継いで内容を変えることができるのが特徴だ。」(朝日新聞「科学季評:新たなナラティブ「未来可能性」   : 科学と人々の信頼つなぐ」2022.12.8, p13)

このコラムで霊長類学者 山際寿一さんはナラティブとストーリーの言葉の違いを説く。そしてこのコラムを次のように結ぶ。

「地球の現象は様々な要素が組み合わされて大小の効果を生む。それを予測するのが科学者の役割であるが、対策を立てて実施するのは地元の人々の洞察力に満ちた企画力である。そこには人々の信頼をつなぐナラティブが欠かせない。」

あえて日本語にすると、storyは物語、narrativeは説話?でもちょっと違う気がする…私は訳語の難しさ、奥深さをかみしめながら、未来に思いを馳せるなんて、最近したかな?と考えてしまいました。

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