EKKA

LA在住8年目。 好きな音楽や映像の事について。きまぐれに消化不良の言葉をまとめる。

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エネルギーと言葉の力

受け取るエネルギー、与えるエネルギー。 五感を通じて、自分の感受性を最大限に突き動かすものに出会った時、 頭の中で言葉が溢れ出し思考が止まらない。 その感動を享受し、作り手に言葉で伝える時、 大事な感動である時こそ、言葉を丁寧に選んで相手に伝えたい。 ヤバイ!かっこいい!とか、深みのないフラットな表現ではなく。 頭の中で言葉を組み立てて、幾重にも整えながら気持ちをあらわす。 それは手紙を書いているような作業。 脳で受け取った刺激を、感情の温度を逃さず言葉に置き

    • ここ数ヶ月の学びの記録

      ここ数ヶ月において、私の価値観や考え方に強く影響したドキュメンタリーや動画をまとめてみる。 ●NHKスペシャル「2030 未来への分岐点」 とても分かりやすく視覚化されていた。日本でこんな番組が始まると知って楽しみで録画した。情報量も多く、未来の日本の状況を想像させながら現実に引き合わせる視点が面白かった。 小野リリアンさん達がNHKの本社前でプラカードを持って立ったりと、訴えた思いが通じで制作に繋がったと知ってさらに驚いた。アクションの大切さをしみじみ感じる。 クレジ

      • 今年の抱負

        2020年、コロナが拡大してとても大変な一年だったけど、パンデミックという深刻な危機に直面したからこそ見えたものがたくさんあった。 カリフォルニアで起こる相次ぐ山火事から、格差や人種差別を甚だしく露出させたBLM。 治安が悪くなる一方のLAで生活しながら、私が知らない歴史や背景を知りたいと思い色んなドキュメンタリーを見はじめた。 セルフエデュケーションの大切さ、無知であることが恥ずかしいと思い、子供が寝た後に、勉強する事が習慣化。 気候変動の現実と深刻さに気付き、知れ

        • 藤井風 「青春病」と「帰ろう」の親和性

          武道館ライブで初披露になった、へでもねーよと青春病。 へでもねーよのアートワークに 河村康輔さん。 今とっても旬なアーティストである彼のコラージュを起用。 私の大好きなKing GnuのどろんのMVでも携わってて最高にカッコ良かったのは記憶に新しい。 青春病は、初めて耳にしてすぐに、イントロとサビ、あれ?これ風くんのどの曲のフレーズだっけ、、、すごい親和性ある!って感じた。 0時になって曲が配信になって、聴き込むうちに、帰ろうの数小節と似ている事が分かった。 私よ

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          3本

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          藤井風 MV「帰ろう」 バルーンリリースについて

          藤井風の帰ろうという曲は、多くの人々に共感されたくさんの感動を与えてくれた。 私が思う違和感は、赤い風船が空に向かって一斉に飛んでいくところだった。 これもまた、ラストシーンで盛り上がる感動が一気に削ぎ落とされ、はっとさせられた。 風船には、生とした魂を投影しているのだと思うけど、バルーンリリースは、環境破壊を助長するアクションである事には間違いない。 もしかしたら、一部CGであるかもしれないけど、他の表現方法があったのでは、とついつい考えてしまう。 ゴム製であれば

          藤井風 MV「帰ろう」 バルーンリリースについて

          藤井風 武道館ライブとアニマルライツ

          ずっと頭に浮かんでは消える言葉を文章にしたいと思いつつ時間がないを理由に優先順位を後回しにしていたけど、、、 思い立って今日、書き起こしてみる。 2日前、藤井風の武道館でのライブを見た。 耳をすっぽり覆うヘッドフォンの音量は最大でまるで自分が会場にいるかのよう。 とても楽しみにしていた。 ピアノのソロもバンドセットも最高だった。 ただ、最後の最後で現実に引き戻された。 それは、エンディングの「帰ろう」の演出で武道館中に白い鳥の羽が大量に投下されたこと。 視覚的

          藤井風 武道館ライブとアニマルライツ