神さま人生相談
「今の仕事を続けるべきか迷っているんですが」
今日はいきなり「貴様」ですか。
そんな小学生みたいな言い訳を。
って、まだ朝の9時半じゃないですか。
いま出勤したんじゃないですか。
あ、神さまが出勤したら変か。
なんか神さまっぽくないからなあ。
だから、神さまはキャラ設定がどーたらこーたら、言わないでしょ。
あなたが言ってるんじゃないですか。
(書き起こし担当者「まあまあ」)
書き起こし担当、だそうです。
藪から棒でしたね。
やめてください。
なんか、こう、品位が低いですよねえ。
ま、いいです。やりましょう。
今日の相談です。仕事をどうしようか、ということですが。
ええ。
はい。
・・・
いや、神さまが答えるんですから。
え。繋ぐんですか。
どうしよう。
あ、出ましたか。答え。
へ?
なに白けてんすか。
軽くキレてます?
いや、だって、困った時の神だのみ、とか言うじゃないですか。
あ、頼めばいいんですね。相談じゃなく。
頭が高い、と来ましたか。
いや、自分でツッコまないでくださいよ。
上から目線でしょ。
タカトシの漫才じゃないんですから。
オードリーやサンドイッチマンもいいですけどね。
ヤホーですか。
あーあ。
今日もつまんない一日になりそうですね。
そりゃ、いますよ。
そりゃ、小さい頃は可愛がられてたと思いますよ。
子どもでしたから。
なんですか、いきなり。
なに言ってんですか、さっきから。
漫才の台本の練習でもしてるんですか。
なるほどねえ。
朝のストレッチ体操みたいなもんですか。
ふっるいですねえ。
なに言ってんですか。酔ってんですか?
リラックスしすぎですよ。
もう少しシャキッとしてください。
言うと思った。
あの
なに回転ですか。