Drこまち
緩和という言葉はなぜだか、とてもイメージが悪いようです。規制緩和、とか、渋滞緩和、とかいうのはよいイメージのように感じるのですが… 緩和だけにはかかりたくなかった 緩和ケアにだけはお世話になりたくなかった etc 人の価値観は様々ですから どう感じるかは、自由です 患者さんや家族がそう感じるのもいたしかたない、とは思います しかしです 永遠の命はありません 生まれたら 誰もが平等に向かう道 「健康でさえあれば」 「健康でないと」 そうでしょうか?
医療に携わるようになってだいぶたちます 初めてうけもった患者さんのこと 小児科の患児のお母さんにいわれた言葉 乳がん患者さんからの励ましの言葉 etc 時が過ぎ 色々な経験をすればするほど どの言葉にも意味を感じるのです 小児白血病のお母さんが 「この子に思い切りすきなことを させてあげたい」 「勉強だとか成績だとか そんなことどうでもよくなった」 「いきていてくれる。ぬくもり かんじさせてくれる」 そうか←当時の私は どんな顔をしていたのだろ? 「この子のこと、か
コロナも拡がるばかり すっきりしない 今年度の最大の課題は 緩和ケアの抵抗を減らす 安心して緩和ケアを受けていただきたい なにがなんでも緩和ケアというのではないですよ 必要な人がいるように思えて仕方がない 例えば 痛み 我慢している人が多い 痛みは我慢してもあまりいいことはないけど がまんするみたいだ。 主治医側も過小評価する。 たぶん、病気が悪くなった、と思いたくないきもちが 患者側、医療者側双方にありそう でも痛みは、病変の存在する場所がどこかに よることが
「緩和ケアにって言われました。」とても悲しそうに話される患者さん。なんて言われたの?と伺うと、もう何もできない、することはないから、って言われたそう。 緩和ケアってやっぱりそういうイメージなんですね。 渋滞が緩和されました、とか、規制が緩和されました、とか、緩和ってつらいことやいやなことをやわらげる、それだけの意味のはずなんだけどな、なんて思います。 早期からの緩和ケア、どうやったら負担なく広められるかな。現場の苦悩、患者さんの声、国の施策etc 皆様とともに考えたい
はじめまして。さて、なにからはじめようかなぁ