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この1年間の、越の丸茄子とジオ体操が新潟県糸魚川市で起こした変化

こんにちは!この記事を見つけてくださりありがとうございます。糸魚川駅北ラボライターの磯野絵里です。

今回は2021年12月20日に行われた、ミーティング#005「わたしのくらし・エリアのみらい」の模様をお伝えします。

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駅北ラボのこれまでの動きや、駅北でのあらゆる活動を、市民の皆さんや他のプレイヤーの方に発表する会でした。

参加対象は「未来の暮らしに興味のある方」。約20名が会場に来てくださいました。


オープニング

司会は小出マネージャー。おなじくマネージャーの本間がはじめのあいさつをし、小林、小出と自己紹介をしました。


小出マネージャーが、これまでの駅北ラボミーティング#001~#004までの内容を簡単に紹介しました。

そして、今年どんな活動をしたのか、各団体の代表の方が話しました。

トップバッターは、越の丸茄子プロジェクト小野さんです。


越の丸茄子プロジェクト~コロナ禍での転換ーーー地産地消へ~

『昨今の新型コロナウイルス感染拡大の影響で、主な出荷先だった東京の需要が減り、越の丸茄子が以前のような高単価で取引されなくなりました。

元々、地元の人に越の丸茄子のおいしさや歴史を伝えたいという気持ちもあり・・・。

そこで、地産地消に目を向けました。

これまでに市内に向けたPR活動がなかったので、認知度を上げるためのイベントを企画しました。

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7月17日に開催したまるっとナスティバルでは、限定ランチやオリジナルドリンクのなすカッシュ、NASUゼリーを提供しました。なすカッシュはキターレスタッフの矢島さんからアイデアを、生産者の皆さんからアドバイスをもらいながらつくりました。NASUゼリーは上越のstudio anelloの土肥さんにご協力頂きました。

10月2日には、第2回となる地産地消×まるっとナスティバルを開催しました。本回は料理教室をしました。使う食材は全て地元産で、越の丸茄子の生産者に講師をして頂きました。小学生から主婦まで幅広い年齢層が参加しました。

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参加者がつくったのは6品。味付けは定番の揚げ浸しから、韓国風、スペイン風など笑 楽しんでくれていて嬉しかったです。

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まとめると、

地元での消費を増やしたい、その思いで活動を始めました。地元で食べられているのか、どれくらい食べられているのか、まず知りたかったし、もっと知ってもらいたいです。

そして、茄子をどう調理する?というところが悩みどころだと思います。

茄子の可能性を広げたいです。同じ茄子でも品種によって全然違うし、いろいろな調理方法、楽しみ方があると知ってもらいたいです。


今後の活動でしていきたいのは、レシピの作成と、産地情報の発信です。買ってみたけどどうやって食べれば良いか分からない、という声をよく聞くので。

また、生産者の減少も課題です。ある程度まとまった量がないといけないので、生産者を増やしていきたいです。』


これに対し、本間マネージャーがコメントしました。

『とても分かりやすくて良い活動だと思います。どこまで認知度を上げるかが要になると思います。インパクトを大事に発信していってほしいです。

また、生産者の問題は大きなスケールの課題なので、全体的に考えなくてはならないですね。』


このプロジェクトは、#003でインタビューをしています。詳しくは、こちらの記事をご覧ください。


次に、まちなか健康体操の矢島さんです。


まちなか健康体操~健康だけでない、日々の楽しみづくり~

『体操を始めるきっかけとしては、キターレを指定管理していくにあたり、平日の日中は地域の高齢者に利用して欲しいと思いました。

お茶さえあれば行くよとオープン当初言われたのですが、そんなのは来ないです。やはり、しっかり考えられ組み立てられたコンテンツが全て。

聞いてみると、体力の衰えがこわい、ぼけたくないとう声が多く、ちょうどその時に偶然ジオ体操を見つけて、これなら自分でもできるし、そんなニーズにも合っていると思いました

そして、そのままご飯やお茶会ができるよう、10:30スタート11:30終了の時間設定にし、週に1回、集まっておしゃべりと体操をするようにしました。

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いざ始めると、人とつながれる場所が無いので、話せるのが嬉しい、カレンダーに予定が埋まることが嬉しい、と。

月に一回の体力測定では、数値よくならないねーて言って盛り上がってるし、体操なのに、ダイヤの指輪やセットアップでオシャレしてきます笑

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体操というよりは、ここに来るということが楽しさに繋がっていると思います。

今では大野地区でも自主的に始まったり、地域を越えてきています。

写真で気になった方もいるかもしれませんが、オリジナルのTシャツもつくりました。春夏用と秋冬用と用意しています。』


これを受けて本間マネージャーがコメントしました。

『まず、「やってくれる」ってありがたいですよね。そこに、矢島さんのパワーがすごいので盛り上がっているのだと思います。

また、ジオ体操があれば誰でも健康体操ができるっていうのも良いですね。写真で分かるほど、非常に元気ですよね。Tシャツにまでこだわる姿は高齢者の方にも伝わっていると思います。』


こちらも#003でインタビューをしています。どうぞご覧ください。


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