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EKIDEN NEWS 台北オフィス

来週月曜日から23日までの11日間、EKIDEN NEWS台北オフィスを開設いたします。オフィスというと少しおおげさですが、この期間、台北に広いテラスが印象的なすこし大きめな部屋をオフィス兼スタジオとして、いつも東京から行っているEKIDEN NEWSの日々の配信を台北から行おうというものです。

テラススタジオとして良さそうでしょう?

台湾滞在中、台湾の駅伝・陸上ファンと交流するためのトークイベントを台北と高雄で二回開催します。
12月15日は台北のここで19時から。

なかなかに小綺麗

12月21日は高雄のここで18時30分から。

TAKAO BOOKSという本屋さんです

日本国内でもイベントをしないのに、わざわざ台湾まで行くのには理由があります。EKIDEN NEWSのSNSの構成人員を調べてみると、日本の次にフォロワーが多いのが台湾なんです。4年前、日体大記録会や上尾ハーフ、立川ハーフに台湾選手たちを多くみかけるようになり、FacebookやInstgramで「いいね」がやたら台湾方面からつくようになったことが気になって、Facebook上で台湾のフォロワーに向けて「台湾に行くから会いませんか?トークイベントができたりするとうれしいです」と投稿したところ、「やりましょう!」と返事がきた笑

EKIDEN NEWSの身元引受人となったのは「台灣驛傳促進同好會」

台湾の駅伝好きのおじさんと「嵐」が好きすぎて日本語が話せるようになったおねえさんの二人がFacebook上で運営している「駅伝好き」の集まり。小規模やSNSでの活動っぷりもEKIDEN NEWSと近いものがあります。最初はさほど期待せずに台北にいったのですが、この二人が短い滞在期間中に台湾のオリンピック選手や大学生といったトップアスリートや台湾のスポーツメディアとつないだり、トークイベントには日本で行うのとさほどかわらない観客を動員と大活躍。台湾のみなさんと話しているうちにわかってきたのですが、どうやら我々、日本人が知らないところで、駅伝という文化は台湾をはじめとした東アジアに広がっていたのです。台湾ではNHKが地上波として配信されてるので、全国高校駅伝や都道府県駅伝が普通に放送されていて、駅伝は誰もが知ってるコンテンツであること。1月2~3日は普通に出勤して(向こうは旧正月なので休みじゃないらしい)仕事をしながらネットで箱根駅伝をチェックしているのだとか。

台湾という国は九州より少し小さい国土をもつ人口2300万人の国ですが、どうやら、情報検閲がない、台湾がアンテナとなり、中国本土や香港だけでなく、世界各国の中国語圏に情報を発信しているということがわかってきました。台湾でいろんなひとたちに会うたびにこう言われます。それは「台湾で駅伝を作ってくれないか?」ということ。いや、台湾でもリレーマラソンとかやってるじゃない?というと、「いや、あれは偽物だ。本物の駅伝がしたい」と言うのです。たぶん、台湾の人たちには箱根駅伝の強烈な山登りのイメージがあるようなのです。ただ、襷をリレーするだけじゃないんだと。

本物の駅伝かあ。ということで、台北で行われるトークイベントにオンラインゲストに声をかけてみることにしました。柏原竜二・神野大地の山の神の二人です。柏原さんと神野さんがオンラインで話している模様を台北で見るという、なかなかにおかしな光景になりそうです。台湾の駅伝ファンにも金髪のおじさんのトークだけでなく、二人の山の神による「本物の駅伝」を知る貴重な機会になるんじゃないかと。すでに神野選手は台湾のレジェンドマラソンランナー張嘉哲選手と合同合宿をおこなってりしたりしてるので、ホントに近いうちに台湾に行くことになりそうですね。

個人的には、柏原・神野コース監修による台湾での駅伝大会の開催を遠い夢のように描いています。ぜひ、台北まで遊びにきてください。もしくは台北でEKIDEN NEWSのお手伝いをしてくれる人がいれば、受付やらiPhoneで配信してとかなにかやることはあると思うので、DMなどでお知らせください。

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■なにをするサークルか 「撮る・見る・読む・書く・広める」といったEKIDEN NEWSの活動を通じ…

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