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バズらないインターネット。vol.7 石澤選手がモデルチェンジしてたこと。

福岡クロカンは観に行くつもりだったのですが、
3連休にぶつかることもあって。飛行機がバカ高い。
泊まったりすればいけなくもないけれども。
福岡で生まれ育ったこともあって、
行ったからといって旅情を掻き立てられることもなく、
福岡に行ってやりたいことといえば
「牧のうどん」でわかめうどん。
「Butabara To The World」でブタバラを。
「天ぷらのひらお」か「だるま」で天ぷらを食べて、
「テムジン」で餃子を食べる。
くらいしかないので。テレビでじっくり観ることに。

男子の結果はこの通り。
國學院大學の浦野選手のラストがすごかった。
1月4日箱根駅伝翌朝。
多摩川の土手から駒澤大学の練習を眺めていると
狛江のほうから、二人でジョグで浦野選手が走ってきた。

1月4日から、ここに焦点を絞って
日本選手権10000mの出場権を獲得してたわけでしょう。
春から富士通でプランでレースを選び
東京オリンピック10000mの参加標準27分28秒に近づけるか。
ここから初夏にかけて面白くなりそうだなあ。

「福岡クロカンから東京オリンピックにつながる」と
テレビではさかんに言ってたのですが、
単に威勢のいい言葉にしか聞こえない。
「何をどうすれば、東京オリンピックにつながるのか」
ちゃんと伝えたほうがよいかもねえ。

地方局が製作すると、どうしても世界に目が向かない。
これはもうしょうがない。
九州の放送局だし、箱根駅伝よりも、
自分たちが放送も作りあげてきた
別大毎日マラソンのほうが思い入れがあるだろう。
ぼくも福岡に住んでいた大学時代まで
箱根駅伝は観たことないけど、別大はなぜか観てたから。
これはしょうがないんだろうなあ。

近年、テレビ中継は解説のキャスティングに偏りすぎ。
今回も瀬古さん、増田さん、青学原監督、東海両角監督がキャスティング。
大勢呼んでしまったがゆえに、
それぞれにコメントをふっていく尺が必要になるから
レースそのものに焦点がいかなくなっていく。
大阪国際女子とか、副音声も含めると渋滞してたもん。
解説者の数と視聴率の伸びが正比例してるのなら別だけれども、
そんなわけはないでしょう。
「昨年よりよくしたい」=「解説陣をさらに豪華に」
そういう発想なのでしょう。
横田コーチが言ってたじゃないですか。
「引き算が大事」だと。

と、ここからがようやく本題。

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