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2019年7月13日 今日の一枚

7月12日放送のTrack Town SHIBUYAでは
「ヨーロッパと北海道」というテーマで
より高いレベルの競技会や強化について話しているのですが
もうひとつのテーマは競技環境についてでありました。

東京オリンピック終了後は
神宮に現在建設中のサブトラックはなくなり
新国立競技場には陸上トラックは残れども、
今後、大きな陸上の大会が開けない。
と、大きく報じられましたが
横田コーチがこれから選手を連れていく
ナイトオブアスレチックスの会場である
ベルギーの競技場はちゃんとしたサブトラはないが
そこで日本記録もうまれ、世界トップレベルのレースが行われている。と。
ダイヤモンドリーグユージーンもサブトラはなく、
フットボールの人工芝のアップグラウンドがサブトラだったし、
日本でも好記録が出るゴールデンゲームズinのべおかは隣の野球場。
ホクレンディスタンスチャレンジ深川も
競技場の外周を走って選手はアップしてるし、
そもそも好記録とサブトラの有無は相関関係なくね?と。
そして、大きなスタンドを併設した競技場よりも
誰もが使えるサブトラ的なものが大事じゃね。と。
トップレベルの大会を行うなら、
サブトラに仮設のスタンドとビジョンをもってくれば十分じゃね?と。
そういう話になったのでした。

そしてロンドンで合宿中の横田コーチから
「こういうことじゃないですかね」
と、画像が送られてきました。

新谷選手らトップ選手がトレーニングす競技場の1レーンを
こどもたちが走ってる。

今日の一枚はホクレンディスタンスチャレンジ深川1500mB組のもの。
長崎 瓊浦高の林田洋翔選手が3分45秒66で走ったレース。
衝撃だったのは、その勝ち方。
昨年の全日本大学駅伝1区区間賞、
ラストスパートには絶対的な自信をもつ
関学大石井優樹選手に競り勝った。

現在の高3世代が中長距離ゴールデンエイジであるのは間違いない。

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