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教師用パソコンの性能

自宅のメインマシンを買い換えました。

私は自宅ではずっとdynabookを使っています。
いや、最初に買ったパソコンはMacだったので、正確にはWindows限定の話です。
2000年頃のことですが、NECや富士通は初心者用のバンドルソフトが多すぎて重い、メモリ増設など改造が難しい、という噂から東芝を選んだ気がします。

当時の学校は教師用のパソコンが無く、私物のパソコンを持ち込まないとファイルサーバにアクセスできず仕事ができないという、今では信じられない現場でした。
パソコンの価格も高かったので、初任者には大変でした。

数年後、全職員にパソコンが配当になるという話が来た時には、
「そんな金、どこにあるんだか。」
とほとんどの職員が信じておらず、本当に56台デスクトップパソコンが来ると凍り付いてしまいました。
バッチファイルやリモートデスクトップを駆使して1人で設定しましたが(「俺はもっとやったぞw」という人もいますが)。
学校ではNECや富士通、HP、東芝、レノボなどのパソコンを使っていましたが、自宅では相変わらず東芝を使っていました。
東芝がノートパソコンから撤退した時に別のメーカーへの乗り換えを考えましたが、結局dynabook社のパソコンを使っていました。

今までのメインマシンは2020年に購入したものでした。
コロナ対策の給付金が出たころです。
当時1年前のモデルで、Windows10home、Core i7 第8世代、メモリ 16GB、SSD 256GB、15インチディスプレイ、Blu-rayでした。
その前のパソコンがHDDだったので、SSDだとこんなに速いのか!と感動したことをよく覚えています。

今でもスペック的にはまだ使えるのですが、息子がお茶をこぼしてふき取ったときにヒンジを曲げてしまい、Enterキーが利かなくなっていました。
テンキーのEnterキーを使っていましたが、うっかり「3」を触るとページダウンしてしまい、よくイライラしていました。
学校のパソコンでもテンキーのEnterキーを使う癖がついてしまい、効率が悪くなっていました。
まだまだ使えると思って我慢していましたが、BlenderやGIS、Unity、統計等のソフトを入れようとしたところ、容量が足りなくなってきました。
また、学校のパソコンもWindows11に更新されそうなので、そろそろ家のパソコンも11にしないとなぁと思いました。

今度のパソコンもdynabookです。
Windows11home、Core i7 13世代、メモリ16GB、SSD500GB、15インチディスプレイ、Blu-rayです。
めちゃくちゃ高性能という訳ではないですが、自分としては十分な性能です。
1年前のモデルだったので、安価で購入できました。

「めちゃくちゃ高性能ではない」と書きましたが、校務用のパソコンに必要な性能として思うことがあります。

うちの県でもWindows10のサポート終了に向けてパソコンの更新があるのですが、

・県立学校はWindowsタブレット。職員室にディスプレイ、キーボード、マウスがあり、ドッキングステーションで接続するとデスクトップPCのように使える。
・特別支援学校は校務用WindowsノートPCと授業用iPad(Windowsノートを授業で使ってもよい)。

になるようです。

これについては私も意見を求められたことがあり、「WindowsノートとiPad」を強く推しました。現状と同じですが。
特別支援学校は児童生徒がiPadを使っているので教師もiPadが使える必要があること、iPadで文書作成は困難なこと、を挙げました。
クリエイティブな仕事はタブレットだけではきつい、とも言ったと思います。
また、Windowsタブレット(生徒と同機種の私物)で授業をしたときに、「Google ChromeでClassroomを開いてMeetで画面共有しながらWordの文書を開く」程度でもたついていたので、教師が授業で使うには力不足だと感じていました。
今の校務用PCは数種類のものが使われていますが、苦情の少ないものはWindows10pro、Core i3、メモリ4GB、SSD128GB、Webカメラ内蔵、Bluetooth有効
で、同じ操作でもたつくことはありません。
Core i7は必要ないので、教師用のノートパソコンは支給してほしいと思います。



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