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信じているものは何(15)

足に抱きつく霊

前回、二人の女性と出会ったお話をしました。
一人は、私と同じような活動を行っている「Tさん」
そしてもう一人が、所属教会に現れた「Mさん」
そして、このMさんが、いわゆる「見える、聞こえる」
人でした。(真偽不明)

何度か、教会の後にお話をしたり、喫茶店で
お話をしたりしてその事実を知りました。
そのMさんとは、私の所属教会と同じではなく
私の所属教会から少し北の方にある教会の信者さんでした。
(家の近く)。

なぜか、私と同時刻の、土曜日の夕方のミサにきていたわけです。
そして、いろいろなお話を聞かされました。
信仰の話が主ですが、そこに幻聴や幻視の様子が組み込まれており
私も、食い入るように聞いている時がありました。

そうするうちに、月に一回のチェナクルムの日が近づき
私はそれに参加しているので、その週の土曜日は来ませんと
伝えたところ、そのMさんも、私も体調が良ければ参加してみます。
とのことでした。

Mさんは、体が弱く、とても病弱であるようでした。
その内容は忘れましたが、しんどそうにしていることが
度々ありました。

そしてチェナクルの当日、Mさんも来ていた。

Mさんは、周りにすぐ打ち解けるような性格ではなく
終始距離を置いていました。(なんか理由がありそうです)

そして、チェナクルムの終わりに、茶話会があるので
そこに誘いました。
そこで、少しでも打ち解けてもらい、信仰の輪が
広がればいいなと考えたからです。
(でも本音は、私自身が距離を置きたかった)

その茶話会へ行く前の、教会内での立ち話の時、
Mさんの様子がちょっとおかしかったのです。
何か、少し私と距離をとり、私の方をチラチラ
みていたのです。

季節は少し寒い秋口だったように思います。

その時、私の右足が少し暖かくなったように感じました。
じわっと包まれる感じで少し暖かい感じです。
暖房の温風があたったのだろうと思いました。

茶話会に行く途中、Mさんと話をしながら行きました。
そこで、驚くことをMさんは言い始めたんです。

Mさん「教会で、足の周り、何か感じましたか」

私  「え?どうしてですか」

Mさん「これ、言っていいのかな・・・あ、でも言わなきゃ・・・
    さっき、あなたの足に何かが抱きついてたんですけど、何か
    感じましたか?」

私  「・・・何かってなんですか」

Mさん「わからないです。守護の天使なのか、その辺の霊なのか
    ただ、何か、言いたそうな感じがしました。」

私  「そうなんですか、確か、少し暖かかったです」
私は、少し旋律が走りました。それでも、鵜呑みにはせずに
冷静に、Mさんの話を聞きました。

Mさんは引き続き、話しました。
Mさん「あなたに、いろいろ祈ってほしいのだと思います
    いつでもいいので、私と一緒に行って欲しい所が
    あるんです。いいですか?」

私  「どこですか?」

Mさん「ある場所の近くの病院とかその周りの施設です」

私  「わかりました。いいですよ」
私は、慰霊や慰問の活動のように思えましたので行くことにしました。

イラストや        

正直なところ、二人きりというのが引っかかり、
あまり乗り気じゃなかったのは否めませんが、
じつは、私にとってとてもいい経験だったんです。

そのある場所とは・・・。


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