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展覧会をするのは何のため?

トリノスギャラリーで開催していた前田たかゆきさんの個展が終了しました。
古希を記念して開催した初個展でしたが、
とても有意義な1週間だったようで、本当にやって良かった。と何度もおっしゃっていました。

60歳で定年退職されて絵を描き始めて10年。
描き溜めた作品約40点を展示した展覧会でした。
1枚や2枚なら家に飾れても、全ての作品を飾るのは無理なので
一度に全ての絵を見れるのは、本人にとっても特別な体験。
そしてギャラリーでの展覧会は
お客さんが来てくれる。様々な感想を言ってもらえる。作品を購入してもらえる。
久しぶりの友人にあえる。初めましての人に出会える。絵を描くのが好きな人。興味のある人と出会える。
など
展覧会でしか体験出来ない事もいろいろある。
準備するのは大変だけど、一度体験してしまうと
またやりたくなる。それが展覧会だと思います。

そして、最終日には、また絵を描き溜めて展覧会をしたいとおっしゃっていました。

今回来てくれたお客さんも、こんな場所があるなら、展示して見たいと行ってくれる人もいたので、前田さんのように初めての展覧会を経験してくれる人をどんどん増やしていく場所になれば、面白いことになるんじゃないかなと思いました。
考えてみると、ギャラリーを初めて2年。まだ数えるほどしか展覧会は開催していませんが、そのどれもが、初めての個展や展覧会ばかりでした。

ギャラリーを始める前は、どんな色のギャラリーになるんやろか?と思っていたけど
それが少しずつ見えてきたように思います。

前田さん、展覧会おつかれれさまでした。
またいつか作品を描き溜めて展覧会をしてください。
ありがとうございました。

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