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初心を思い出して

振り返ってみると、じっとしてる時に何か始まる事はほとんどなくて
自分から動いた時や、誰かに誘われて動いた時に、いろんな事が起こるし、縁や繋がりが出来て来たように思う。
かけがえのない出会いやら体験が出来たのも、ほとんどがそうだった。

動くのは面倒くさいし、エネルギーも要る。
なんなら、お金もかかってくる。
じっとしてるとエネルギーはあまり使わないし、居心地のいい場所にいるのは安心もある。

でも、じっとしてると出会いがない。新しい体験が出来ない。
家にいてもインターネットを通して出会える機会はかなり増えたけど
実際に会う事で縁が深くなる感覚がある。

ネットを使って調べたら知った気持ちになるけど
実際に体験してみると、こんなにも想像と違ったんか!ということが多い。

だからエネルギーを使っても、お金を使っても、時間を使っても、実際に動くことに大きな意味があるんだと思う。

時間的、金銭的な制約があって、どうしても無理な場合はしょうがないけど
出来ることなら、動いていきたいし、面白そうな誘いには乗っていきたいと思っている。

絵を描くきっかけになった専門学校も、入学したから、絵を描く事を職業に出来るんだと思えたし。
学校に特別講師として来ていた「子どもの本屋メリーゴーランド」の増田善昭さんの話が面白過ぎたので講演会のあとに「なんでも手伝います!」と伝えたことがきっかけで、メリーゴーランドの「あそび術」の昆虫キャンプやスキーキャンプのスタッフをやるきっかけになった。(あそび術は、ぼくが子どもたちと関わってワークショップや教室をやりたいと思うキッカケになったところ)
2014年に韓国のイベント出展への誘いが来た時も、面白そうだなと思って参加した事で、他ジャンルのアーティストの方たちと出会えるきっかけになったし、韓国の子ども服メーカーBEBE DE PINOの仕事を出来るきっかけにもなった。
メリーゴーランドの増田さんにカナダのウッドレイクに誘われて行った事で、絵本作家のあべ弘士さんや写真家の大竹英洋さんと一緒に旅をする事が出来たし、その旅で絵本「くまのこ 3きょうだい」を出版するきっかけのカナダクロクマの親子に出会う事が出来た。

奥さんと出会ったのも専門学校に行ったから。
絵描きとして活動して来て、大切な仲間に出会えたのもそう。
一歩踏み出した事で出来た出会いや縁が、いっぱい。
ここ数年コロナが大流行した事で、動く事が極端に減っていたように思う。

もう一度、初心を思い出す時。
さぁ動き出せっ

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