見出し画像

高1。将来は教育系のアプリを作り起業したいと思うが言語習得の為にアメリカの大学に進学したいけどどう思う?

2021年7月2日発売のひろゆきの新刊だよ!


全然良いと思います。

日本に住んだままで、英語をある程度喋れるようになった人っていうのがいるっぽいんですけど、僕の周りであんま聞いた事が無いので。

なので、本当に英語をちゃんと使いこなしたいのであれば、英語圏の国に行った方がいいと思います。

で、結局のところ、ITで食っていくのであれば、アメリカの会社がやっぱり一番いい給料出してくるのと。

あと、スゲェお金が一杯動いているので、本当に優秀な人が伸びるんですよね。

アメリカのITベンチャーを割と高値で売っぱらった創業者の人と前、話をしてて。

「これはぜってー勝てねーなー」っていうのが、割と有名なベンチャーファンドの人達が「こういうやり方で仕事を進めるんだよ」っていうのを聞いたんですけど。

まぁ前にも言ったと思うんですけど。

例えば、日本で「じゃあ、こういうシステムが必要です」と。

で、「こういうエンジニアはこういう感じで納期は3ヶ月です」

で、僕が社長とするじゃないすか?
「エンジニアが5人いて、こういうサーバー組み立ててエンジニア5人が一生懸命頑張って3ヶ月です」

で、そのベンチャーキャピタルの人は、「納期を半分にする為には何が必要ですか?」って言うんですよ。

日本って、この考え方、ほとんどしないんですよ。

要は、「3ヶ月です」って言われたら、「あ、3ヶ月なのね」だったりとか。
あと「どうやって安く作れますか?」って話ばっかりするんですよ。

要は、例えばじゃあSIerとかで「3ヶ月で600万です」って言った時に「これ400万とかならないですかねえ?」とか、「せめて伸ばしてもいいから半額ならない?」みたいな事言ったりすんですよ。

でもアメリカの場合って、儲かってるし早くサービスを作った方がより大きく…
要は、他にライバルが一杯いるので、早くサービスを作った方が成功の確率が上がると。

なので、「金はいくらでも出すから、これの納期を半分にするにはどうすればいいの?」

で、「じゃあエンジニア5人じゃ足りないんだったら10人にする」と。

でも10人にした場合って、10人トレーニングの大変じゃないですか?

なので「トレーニングする人を雇う人も含めの1億ください」と。
で、「1億くれればエンジニア10人雇うし、エンジニアリーダーを雇う」とかだったりとか。

あとは、「もしくはもう開発会社買います」と。
「もう1億で、ちょっと優秀だけどあんまり仕事が無いところあるんで、1億でこの会社買ってきます。だから納期が半分なります」っていうので。

経営者っていうのは、コードを書く能力じゃなくて「そのコードを書くリソースをどうやって増やすか?」っていうので。

まぁ、自分がエンジニア育てるでもいいんですけど、そうじゃなくて、「お金を使って優秀な人を雇う」とか、「お金を使ってショートカットする方法」っていうのを経営者は考えるべきなんですよ。
IT系であっても。

なので、経営者たるものっていうのは「現場のエンジニアが出来ない事をやるべきである」っていうところが叩き込まれるという話をしていて、「やっぱりこれはアメリカの会社と戦っても勝てねーわ」と思ったんですよね。

クラブハウスっていう最近イケてない会社があったんですけど。

で、あれがなんか1000億円分くらい確かお金集めたんですけど。

で、あれが失敗例なんですよ。
僕から見ると。

今のところ、もうクラブハウスって全然話題にならなくなっちゃったじゃないですか?
で、Android版クラブハウス、まだ出てないと思うんですよね?

多分3ヶ月ぐらい前にクラブハウスみたいなちょっと流行ったと思うんですけど「iPhoneしか使えないよね」みたいなのがあって。

でもみんな「入りたい。入りたい」みたいなので、メルカリでクラブハウスの招待券が、なんか5000円とかで売れる時代があったんですけど。

で、結果としてAndroidの開発めちゃめちゃ遅れちゃって、今、TwitterがTwitterスペースみたいな…

あぁ、Android版出たんだ。
あ、そうなんだ。
あ、今でたのね。
すいません。
ちょっと情報遅れてて。

で、今、TwitterがTwitterスペースみたいなので、「Twitterの中で同じような事が出来るのやっちゃいました」ってなるので、もうクラブハウスが1人勝ちするの不可能になっちゃったんですよね。

なので3、ヶ月前にお金ボーンって貰ってAndroid版バーンって作っちゃったら、Twitterが追いつけないくらいまで伸びたかも知れないんですけど。

残念ながら、「もうクラブハウスが伸びる芽は無くなっちゃったな」っていうのがあるので。

っていうぐらい、アメリカって動きが早いんですよ。

なので、「金なんていくらでも引っ張っていい」と。
「上場したらそんなん10倍100倍お金返ってくるんだから、別に10億円足りないんだったら10億円引っ張ってくるわー」みたいなのがザラにいるんですよ。

日本の場合ってなんか、「数百万円をいかにケチるか?」みたいなのやってるんですけど。
日本の場合は「ケチるか?」なんてすけど。

アメリカの場合は、別に金持ちがそもそも一杯いるので、「お金余ってるから、余らして銀行に入れておくぐらいだった1億円貼る方がギャンブルとして面白くね?」みたいな人が一杯ですよ。
っていうのがあるので

ちょっと話が長くなりましたが、そういう経営者とか投資家の考え方の違いというのもあるので。

もしITで本当に伸びたいんだったら、アメリカに行く方がいいんじゃないかなと思います。