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イルカが攻めてきたぞ!正体隠匿型ボードゲーム『ヒューストン、イルカ発生!』12月下旬に日本語版発売

さて本日はちょっと変わった正体隠匿ゲームのご紹介。

その名も『ヒューストン、イルカ発生!』です。何このタイトル?

バカゲー感のあるタイトルですが、調べてみると斬新なデザインになっていました。まずは、4Gamer.netの記事をどうぞ。

『ヒューストン、イルカ発生!』どんなゲーム?


『ヒューストン、イルカ発生!』は、スマホのアプリを利用する正体隠匿ゲームです。イルカが地球を支配した未来、地球から脱出した人類の生き残りが乗った宇宙船にも、イルカの魔の手が……宇宙船から人類が排除されたり、水で満たされたら人類はおしまいです。イルカを見つけ出して全て排除しましょう。

ゲームは2つのフェイズに分かれており、宇宙船を修理するフェイズでは協力して行動します。もちろんイルカは正体を隠しながら妨害します。

ミッションが失敗したらイルカの仕業だ!という訳でもなく、アプリが自動的にトラブルを発生させるため運悪く失敗することもあるようです。

続いて投票が行われるのですが、船長には追放命令を出す権利があったり、クルー側も反乱を起こせたりとこちらも一筋縄では行きません。

プレイの補助にアプリを使うことで3~5人、20~40分という少数短時間で正体隠匿ゲームが遊べます。

BGGの紹介ページ

ルール解説動画(英語)

バカゲーのようで斬新


イルカは知能が高い→実は文明を築いている→人類を支配しに侵略しに来るってことなんだよ!→な、なんだってー!

というのは、何十年か前のSFではあるあるネタだったりします。古いSFにはイルカが出がち。

さらにこのゲームの原題は『Houston We Have a Dolphin!』で、これはアポロ13号で爆発事故が起きたときの第一声「Houston we have a problem!(ヒューストン、問題発生!)」のもじりのようです。

「Houston we have a problem!」は、トラブルが起きた時に大袈裟に表現するジョークとして引用されるセリフでもあるそうで、タイトルからもユーモラスなゲームというのが分かります。

レトロなSFやジョークをもじったフレーバーになっている訳ですが、内容は捻りの効いたシステムとアプリの活用という野心的な出来栄え。早く遊んでみたい1作です。

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