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日本ワインレビュー 【山崎ワイナリー】バッカス 2020

バッカス

ヴィンテージ:2020
コメント:青リンゴや洋梨、レモンやライムのような柑橘の香りがします。
白桃や白い花のようなフローラルさもあります。
バッカス特有のアロマテックな香りは、やや抑えめですねぇ。
果実味とやさしい甘さもあり、アフターには酸味と少しの苦味が残ります。
例年よりも輪郭がはっきりとして、飲み口がシャープになリました。
今年のビンテージからバッカス100%から、バッカス81%、シャルドネ19%になったからだろうか?
飲んだ後のキレみたいなモノがありますねぇ。
料理と合わせるのなら、こちらの方が良いカモ🦆
私は単体で飲むのなら、前のバッカス100%が好きカモ🦆
シャルドネの酸が効いているので、1、2年ぐらい置いても良さそうです。
鶏肉のクリーム煮や海老とブロッコリーのマヨネーズ和えとかが合いそう。
スモークサーモンやフルーツの入ったサラダとかも良さそうです。
※あくまで私の個人的な意見なので、参考にはあまりならないかも知れません。と言うかならないカモ🦆
バッカスというと地味な印象ですが、実は結構好きなんだよなぁ。
最近、飲んだ中で私が好きなバッカスベスト3を選ぶなら、今回の「山崎ワイナリー」、「NIKI Hillsワイナリー」、「濱田ヴィンヤード」かなぁ。
ゲヴュルツトラミネールは、甘さもあって芳香も強いので、料理に合わせるには、難易度が高いし、比較的高価なので、家飲みには合わないのですよねぇ。
その点、バッカスは適度な甘さと軽い酸味があるし親しみが持てるのですよねぇ。
最近は値段の高価なバッカスが増えて来ているけど、比較的に安いのもあるので、良いですよねー。
バッカスもシャルドネだけじゃなく、ケルナーやミュラー・トゥルガウなどとアッサンブラージュしたワインがもっと出て欲しいよなぁ。
まだまだ、いろんな可能性があるような気がするのだがなぁ。
生産者:山崎ワイナリー
産地:北海道三笠市
品種:バッカス81%、シャルドネ19%
スタイル:白
Alc:10.5%
飲んだ場所:実家(北海道千歳市)
飲んだ時期:2021/5


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