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スペース経済時事ドリル👩です⑤~編入小論文の解答で最も大事なこと

※X・Twitterでスペースを開催しました。その内容をnoteでもアップします。これまで4回分のスペースの記録はこちらのマガジンでどうぞ。↓

こんにちは。経済時事ドリル管理人👩です。このサイト、どうしても文字が多くなります。楽しく継続していくためにも、音声でも何かお届けしたいと思っています。Xのスペース機能を使い、短い時間5分から10分程度お話したいと思っています。お時間ある時に、過去の分含めてお付き合いください。

4月20日から始まった「経済時事ドリル」、今日5回目をアップしました。今のところ、土曜日更新を継続できています。これも、見ていただいている方、通りがかってくださる方のおかげです。ありがとうございます。ドリルはXをフォローしていただくと、タイムラインに流れます。そのポストを目にするだけでも、アンテナが立ち、何かしらの効果があるのではと思います。

スペースも5回目です。前回は言い間違いがいくつかあったので、録音は削除しました。問題ない時は残していますので、こちらもよろしければお聞きください。

今日は、編入試験の小論文を解答する時に最も大事なことは何か、をテーマにお話します。大事なことは1つではないのですが、あえて1つあげるなら「問題文の読み取り」だと考えています。ここが今日のゴールです。

私は昨年度まで、東京の編入予備校で「経済時事論文」の講座を担当してきました。ご入学時の相談、受講相談で、多くの方がおっしゃるのが、「文章を書くのが苦手」「時事はどうやって勉強したらいいかわからない」でした。「うまく書けない」という言葉もいただきました。

試験全般で大事なのは、問いに答えることです。作文試験であっても自由に書けるものはそれほどありません。用語説明や英語の並べ替え問題では、「問い」はわかりやすいかもしれません。例えば「下線部の単語の意味を説明しなさい」という問いはわかりやすいですね。

小論文試験でも「問い」があります。「採点する側が何について書いて欲しいか」を読み取ることが一番大事なことです。小論文であっても問いに答えていく試験だと考えることができます。「うまく書きたい」「よい文章を書きたい」さらに「人とは違う文章を書きたい」、こういった気持ちが強いと、問いをしっかり読み取らず書き始めてしまうことが発生します。これでは「自分としては一生懸命書いたのに合格点に達しない」「何を努力したらいいかわからない」、このような可能性が出てきます。

試験に合格する答案を作るには、いかに減点を少なくするかを考えたいです。小説の賞に応募しているわけではありません。試験には採点基準がありますから、それを念頭にした勉強をしていけば、得点につながっていく、この点をおさえることをお勧めします。なんとなく書かない、これが大事です。

編入で出題される経済時事系の小論文では、知識+ストーリーが大事とも言われます。文章力だけでは得点につながらないのは確かです。どこまで知識を入れたらいいかわからないから、「時事は勉強しにくい」となります。でもやりようがあります。

現在小論文が課される大学編入で求められる字数は、大問1つであれば800字、2つ以上に分かれている時は、1つ200字から600字ということが多いです。たまに時間も90分と長く、1000字を超える時もありますが、60分では800字ではないでしょうか。つまり、書いても800字程度だということです。それほど書けない。

何を書く必要があるかを見極めるのは問題の読み取り。そしてその「問い」がわかれば、それぞれ字数に分けて文章化していきます。書くことが4つであれば、単純に1つ200字しか書けないのです。小分けにして考えれば、たいしたことないと思いませんか。

今日のテーマは「編入小論文の解答で最も大事なこと」でした。知識ももちろん大事だけれど、やはり「問題文の読み取り」が一番大事だと思います。小論文の勉強で「書くこと」は避けられないのですが、正しく読み取らないと、答案としては点数が積み上がらないものになってしまいます。

今回このドリルで読んでいただいている文章は、思いの外短いと思われているのではないでしょうか。長い文章ももちろん読んでいただきたいけれど、日々、短い文章を疑問を持ちながら読む練習は、意外と役立ちます。「知っていること」「知らないこと」を分けて読んでいただいています。皆さんが「知らない」ことは、問いを立てやすいものかもしれません。

一文一文、確認して読む癖をつけると、問題文を読み取る力もついてきます。もちろん扱っている記事は編入試験の経済時事関連の知識のベースとなりうるものばかりなので、知識も少しずつ上積みされていきます。少しずつアンテナを立てていくイメージです。

マクロ経済学やミクロ経済学しか出題されない大学を受験する方は、経済時事小論文対策をしないのではと思います。この場合も「問題文の読み取り」が大事なことは変わりません。そして経済の理論ではないところに関心を持つと、理論の理解も深まるのは確かです。また出願書類作成や面接対策にもつながるでしょう。その場合はゆるくご活用ください。

今日は「編入小論文の解答で一番大事なこと、それは問題文の読み取りである」、このことをお話しました。

これで今日のスペースを終わります。経済時事ドリル管理人でした😊

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