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本日のドリル:「国際会議とは」(2024-2-①)

こんにちは。
経済時事ドリルをご覧いただきありがとうございます。
今日から全10回の「第2ターム」スタートします。この秋に試験の方々は、仕上げの時期です。書く試験ですので、ぜひメモの作業を積み上げてください。メモの集合体が小論文と位置付け、小さな一歩を重ねましょう。

今日は、観光促進関連で、「国際会議」について見ておきましょう。今年8月末の記事です。

「国際会議」の定義をどのように設定するかで、数は変わります。そのあたりの記事がこちら。(有料記事で日経新聞購読者以外の方は途中までかもしれません)

コロナで人の移動は減り、観光客も減りました。国際会議も対面では最小限しか行われなくなりました。国内のミーティングもそうですね。会わずにできることはオンラインで行う風潮は、定着したように思われます。

それでも何回かに1回は対面する必要があることも、社会で共有されています。コロナで止まっていたところが動き出し、世界では人が活発に移動しています。その大事な、ここぞというミーティングをどこで行うか。大事な集まりを、ストレスなく開催できる場所はどこか。影響ある会議が行われれば、その分世界に拡散される度合いも大きくなります。以前から各国にとって「国際会議」開催誘致は重要です。

国が観光立国を目指すのならば、ハード面の整備は国が主導で行っていくこととも言えます。

記事を見てみましょう。「きょうのことば」の記事はご覧いただけるかと思います。(飛べなければ、検索に「日本経済新聞」「きょうのことば」「観光立国とは」と入れてみましょう。読むことのできる類似の記事を使っても、目的は達成できます)

<知っている>
国際会議はインバウンド(#にあった)カテゴリーだ
国際会議で宿泊が増える
日本は観光立国を目指している

<知らない>
「MICE」は初めて知った
国際会議も観光の一環なのだ
コロナで大きく減ったと思ったが、これほどだったとは
オンライン開催が定着している?
実際は欧州開催が多い
日本はアジア最大の開催国を目指している

今年はパリのオリンピックでした。オリンピックのような全世界から選手や開催関係者、観客が集まるイベントはMICEの典型です。私たちはマラソンコースや、乗馬の会場を見て、行ってみたい、もう一度行ってみたいと思う人もいるでしょう。国際会議を開催する人たちも「次はパリで開催しようかな」と検討するかもしれません。

コロナの中、東京オリンピックを開催したことで、コロナの間・コロナの後、旅行をしたいと思っていた方々が今日本に大勢いらっしゃっています。誰かが行ってくると、SNSでいい写真がアップされ、ますます行ってみたい人が増える。

サミットは必ずしも都心で行われません。自然豊かな場所で開催されることも多いです。日本を例にすると、東京を知るよりも、もっと日本の奥を知ってほしい。そしてもう一度来て欲しい。たとえ数日間であっても、インパクトは大きいのです。

観光は短期滞在者が、消費者になります。これは人口減少の日本経済の活性化につながります。

国は観光立国を進めて、経済を促進することを狙っています。これは世界各国も事情は似ています(世界遺産はそのよい例です)。観光公害など課題はありますが、日本に合ったやり方で進めていくことが求められます。人口減少で人手不足の中進めるには、情報技術の活用が欠かせません。生活する人の課題に対してもですが、内外の観光客に対してもデジタルの力で課題を解決していくことが期待されています。

4月から勉強してきた「デジタル化」「AI」「人口減少」「人手不足」などのキーワードが、観光をテーマにした小論文でも活用できることを確認してみてください。

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