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スペース経済時事ドリル👩です③~そもそも編入試験科目「小論文」にはどういうものがあるか?

※X・Twitterでスペースを開催しました。その内容をnoteでもアップします。
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こんにちは。経済時事ドリル管理人👩です。この一連のサイト、どうしても文字が多くなります。楽しく継続していくためにも、音声でも何かお届けしたいと思っています。Xのスペース機能を使い、短い時間5分から10分程度お話します。お時間ある時に、過去の分含めてお付き合いください。

4月20日から始まった「経済時事ドリル」、今日3回目をアップしました。SNSで目にしていたけれど、まだ中身を見ていないという方もいらっしゃると思っています。ぜひこれを機会に、提示した新聞記事だけでもご覧いただければと思います。Xをフォローしていただくと、タイムラインに流れるので、そのポストを目にするだけでも、何かしらニュースを気にする効果があるのではと思います。

さて今日は「そもそも編入試験科目の「小論文」とはどういうものか」について特に経済学部あたりの話をします。

「小論文」なのだから、あの「○○についてあなたの考えを書きなさい」といった文字を組み立てて意見を書くような試験だと思ってはいませんか。

これは必ずしも正解でない、というところをまずおさえましょう。小論文と言いつつ「理論」が出題されることもあります。また、文章を読んで設問に答えるタイプもあります。よって必ず小論文の中身を確認しましょう。

これが大学編入試験の「小論文」に対する注意です。間違った対策をしないように、過去問題を確認して対策を始めるのがお勧めです。また前年までと試験科目が変わる時もあります。募集要項と試験変更事項の確認もぜひしてみてください。

この「経済時事ドリル」は、いわゆる「○○について書きなさい」系の対策のベースづくりをしていくサイトです。「あなたの考えを」と問題に書かれていても、大学編入試験では本当の意味で自由には書けません。大学1年生、2年生として学んできた中で、現実的なことを書いていく必要があります。この辺りはまた別の機会に譲ります。例としてはこんな感じ。少子化問題の解決に対して、「女性が子どもをたくさん産めば解決すると私は考える」と書くのは少し注意が必要です。確かに自分の考えを書いていますが、女性の人権、自由もありますし。子どもを産みやすいわけではない社会、という現実をどのように見ているか、成人でもある受験生の年相応の社会についての知識も求められます。

話が逸れました。

今回特に要注意なのは、募集要項の試験科目に「小論文」と書かれていても、中身が理論科目の場合です。対策が変わります。新聞を読んで通常の小論文対策をしていれば書けるものばかりではないということです。マクロ経済学、ミクロ経済学、経営学といった理論の勉強をしていないと解けない「小論文」があることを、頭の隅に入れておきましょう。

内容の判別には、過去問題の確認が必要です。最近は多くの大学でWEB上で試験問題が公開されるようになりました。また大学に問い合わせると送ってくれたり、閲覧させてくれたりもします。募集要項に試験科目の詳細内容が書かれていることもあります。「経済学の基礎知識」とあれば、過去問題と照らし合わせて、勉強する範囲を見極めておくと慌てないで済むでしょう。

なお逸れた話をもう1つ。通常の小論文しか出題されないから、理論の勉強をしないで良いかというと、それは大丈夫とは断言できません。特に試験まで時間があるならば、可能なら理論の入門書も辞書的に使うと、経済時事の勉強にも役立ちます。どうしても経済や経営の専門用語が出てきますので。また面接対策にもなります。現在大学が経済学部や経営学部の方は、専門基礎を勉強しているのでそれを続けていくと良いでしょう。

科目は「小論文」なのに、理論が出る、可能なら理論の勉強をしておいた方がいい大学の例としては、中央大学経済学部があります。選択問題ではありますが、問題を見てより得点できる方を解くと良いでしょう。なお間違って理論科目を選択してしまうと、解けないことになりますので注意です。

多くの場合は「小論文」なら800字くらいで文章を論述していく試験ではあるのですが、中にはそうでない形式や、理論問題が出題されるところもあるので、注意が必要だというお話でした。過去問題で試験形式を確認しておくことをお勧めします。試験に変更が生じることもありますので、必ず受験する年の募集要項の確認をしてください。

掘り下げた話になり、何のことかという方もいらっしゃったかもしれません。noteの方に文字でもアップします。耳で一度聞いて?という方は、そちらもご覧ください。

これで今日のスペースを終わります。経済時事ドリル管理人でした。

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