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暮らしのうつくしさを楽しみ地域の価値をあげる3日間 in 西和賀レポート⑨

いよいよプログラム3日目。始まるまでは長かったが、始まってしまえばあっという間に時間が過ぎていく。今日はどこにも行かずに、駅前で1日をまとめる予定。最後まで気を抜かずに、価値の高い時間をつくることに注力する。

それぞれのやりたいことを具現化させる車座 in ほっとゆだ

今日は最終日ということで、参加者は町内の人が多かったです。内容的にも、地元の人、とりわけこれからプレイヤーとして活躍していく世代を中心に集まってもらいました。
西和賀高校1年生、旅館跡継ぎ、地域おこし協力隊、西和賀町役場職員を中心に8名が集まりました。昨晩の対談を聞いて、はじめは参加する予定じゃなかったのに感化され、急遽参加してくれた方もいました。また年度末の引き継ぎとかの季節にもあるにも関わらず、仕事を休んで来ていただいたのはこれからの西和賀には可能性しか感じませんでした。

ほっとゆだ駅前の足湯で中村さんのお話を聞くところからスタート。

ほっとゆだ駅前散歩。中村さんとまわると意外な発見があったりして面白い。

西和賀に50年くらい前から続く劇団ぶどう座の稽古場をのぞく。

ほっとゆだ駅2階の休憩室を利用。入浴券を買えば、何度お風呂に入ってもいいし、休憩室も自由に使える。

話が煮詰まれば、外に出て散歩。

近くの空き家を中村さんと一緒に見て、視点を養う。

午後からはそれぞれのやりたいことを具現化させる車座を開催しました。
15分位本当にやりたいことを考え、発表して、それについて中村さんからどうやってそれを形にしていくかのアドバイスをもらう時間です。

人によって時間はまちまちですが、結構踏み込んだ質問やアドバイスを得られる時間でもありました。空き家を利用したカフェ、ゲストハウス、今ある旅館をどう活用していけばいいのか、空き家・廃鉱を利用したアート、山の活用について。。。
17時までという制限があり、なかなか一人ひとりの時間が少なくならないように気を配りながらの座談会でした。どの方のやりたいこともとても興味深く、これが西和賀でこれから実践されていくと思うと、非常にワクワクしていました。

ちなみに、私が出したやりたいことは『豪雪生業合宿』です。
豪雪地というのは見方によっては雪のないところに比べハンデが大きい地域ではありますが、豪雪地には豪雪地の良さがあり、そこで豊かに生きていく暮らしが作られれば、とても魅力的な地域になっていくと感じています。また、日本で豪雪地と呼ばれる場所はいくつかあるため、そこの人たちと連帯していくことで、似たような諸問題は解決に導けるのではないかと思っています。

プログラムのアイデアや、どこに呼びかけるか、ゴールをどこに持っていくかのアドバイスを中村さんからいただきました。

一人ひとりに個別に相談していくので、参加された方の満足度はとても高そうでした。

最後、中村さんにまとめてもらい、座談会は終了です。

実際にこれから西和賀がどうなっていくのかは、多分プログラムを終えて1年後くらいに見えてくるんだと思います。

次回中村さんをお呼びするときには、1人のプレイヤーが3人に、3人のプレイヤーが10人になっている西和賀町になればいいなと思いました。

次回は振り返り&まとめです。
これからの展望までつなげて行く予定です。

つづく。


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