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暮らしのうつくしさを楽しみ地域の価値をあげる3日間 in 西和賀レポート②

2017年の11月に初めて中村さんとお会いし、話していたことが頭から離れず、ぼんやり、地域づくりにおける宿の役割を考えるようになった。宿は衣食住のうち、食住の役割を担うことができる。つまり地域の魅力を伝える場所としてはもってこいなのではないか。2年くらい前から個人的に関わっていた西和賀の湯川温泉鳳鳴館【ライブハウス】との関わりもあったから、可能性のような萌え芽はなんとなく見てきた気がした。初めて中村さんとお会いしてから3ヶ月後、なんとアースキューブジャパン主催のゲストハウス開業合宿に参加していた。その説明の前に西和賀のアリジゴクスポット鳳鳴館【ライブハウス】という宿と参加するまでの経緯を紹介したい。

鳳鳴館【ライブハウス】とは

西和賀町にはいくつか温泉街があります。その中の一つに湯川温泉があります。ほっとゆだ駅を背に、南に向かい、土畑鉱山跡を横目に見ながら、車で5分くらい行くと温泉街が見えてきます。道路幅が狭く、よくあるイメージの温泉街です。その温泉街をさらに奥へ奥へ行き、1番奥が噂の宿、鳳鳴館【ライブハウス】です。

そう、ここには面白い館主がいるんです。

名前はハイデックこの旅館の息子で2012年に家業を継ぐためUターンで戻ってきました。

見た目でわかると思いますが、とにかくノリがいい。特技は手話。

人生はアイ・ラブ・ユーとかちょっと面白いこと言ってきます。自分が西和賀の魅力を伝える合宿をしてた際、西和賀の面白い人と出会える宿として使わせてもらったのが関わるようになったのがきっかけです。

写真見返してたら涙出てきた笑

西和賀まるごと食ってみてけろ隊という西和賀をまるごと馬鹿になってPRする団体が企画する「歌と踊りの夕べ」で度々使用させてもらいました。

宿自体は少し鄙びていますが、雰囲気があり、またそこの館主の元気に引き込まれ、次々とファンが増えていきました。

しかし、館主は面白いのですが、宿としてはイマイチ稼働率が低く、イベント頼みということもあったので、今後この宿を西和賀のアリジゴクスポットとして加速させて行きたい際、どうしてもノウハウを学ぶ必要がありました。

そこで思い出したのが地域と生きるゲストハウス開業合宿の存在です。

え!愛媛でやってるの、じゃあ飛行機だ。え、館主空苦手!笑

館主と私が参加しようとしたのはこちらの合宿でした。

場所は愛媛県内子町。ただでさえもとても遠いし、参加料もまあまあいい値段する。でも、きちんと学んでおかなければ、今後が心配。。。

そんなとき思いついたのがフレンドファウンディングアプリ「ポルカ」の存在です。


2人で寄付集めを開始し、おおよそ交通費分はなんとか集まりました。

ハイデックが空路は無理とか言うからいろいろ苦労しましたがなんとかそちらもクリアしました。(陸路で行った)

本当にその時寄付してくださった皆様ありがとうございました!

雪が残る西和賀を後にし、2人で愛媛へ旅立ったのでした。

つづく。

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