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行脚と対話の1日。そして奇跡が起きた!

4月も後半戦。いまだに朝晩の気温は0℃近くまで下がることもある。寒い。だけど雪は日に日に溶けてゆき、カタクリや福寿草やバッケが咲き始めた。アオサギが木の上で繁殖を始め、今日は1年ぶりにヌエの声を聞いた。
春だーーー!!!!!
こうなると、がぜん忙しくなる。だって、雪の下で練ってたあれやこれやの計画を、いっぺんに行動に移すときが来たんだもの。

明日から、ネビラキ企画の初アクティビティ”カヌーツアー”が始まります!

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いまはなんだって初めてのことだらけ。先週からチラシを作り、HPや申し込みフォームを整えた。その一つ一つで、立ち止まって悩んでしまう。
・チラシを何部印刷したらいいのか?(結局増刷した)
・価格は本当にこれでいいのか?(悩みまくった(ている)!)
・いろいろ質問されるなあ、わかりにくいのかな?(毎日HPをちょこちょこ直している)

そして昨日と今日は西和賀町内の旅館に企画の説明とチラシを置かせてもらうお願いにまわった。温泉の町だから町内の旅館は数が多くて、1日に何軒もまわるので慌ただしい。

しかも、チラシが希望通りの日程で届かなかったり、急遽決定した価格変更をシールで貼ったり、何かとすんなりとは行かないわけで。移動しながらシール貼りしたり。

だけどねー、こうやって朝からあちこちバタバタ走り回りながら、何か始まるんだというワクワク感が高まるのも事実。

今回は、勝手に「西和賀町旅館割」というのを設定したので、ただチラシを置いてくるだけじゃなくて、一軒一軒の旅館に丁寧に説明をした。アポを取っていたとはいえ、どの旅館さんもGW前の忙しい時期に話を聞いてくださって応援してくださって、感謝感謝です。

実際に宿のみなさんとお話をしていると、チラシの不備や、お客さんに説明するときの懸念点や、観光資源への期待、経営者の方の好奇心や興味など様々な示唆をもらえました。もしもこれが、旅館組合さんとかに周知をお願いしてトップダウンでチラシをばらまいていたら、全然違う手応えだっただろうな。あらためて、足で稼ぐことの大切さを実感しました。中村さんのイベントの時に然が行動した集客方法も行脚と対話。これはネビラキの原体験にしたい。

西和賀が誇るかつての深澤晟雄村長が大事にしていたのが「行脚と対話」。いま我々が鍋会議を企画するのも、まちやどをやりたいのも、対話(ダイアローグ)が目的。

最後の訪問先でまさかの…奇跡!

カヌーツアーやります!と高らかに宣言したものの、課題もあって……。

カヌーが1艇しかない😖

例えば4人家族だったら、2人ずつに分けて乗ってもらわなくちゃいけないけど、待ち時間も発生するし、本当は同じ時間を共有したいはず。カヌー体験を西和賀で広めていきたいって言いながら、これではちょっと残念、かも…。「カヌー買うかー」「今夜ネットで探しまくろう」なんて話しながら、最後に伺った沢内バーデン。

「ついにカヌーが出てきたね」と、企画を楽しそうに聞いてくださった支配人の方が一言。

「カヌー、貸そうか? 4人乗りだけど」

わ?わ!??わー!わーーーー!!!!!!!!!!!!!!!

渡りにカヌーってこういうことでは???😍😍😍


なんと、その方は西和賀で初めてカヌーに乗った第一人者でした!西和賀では誰もカヌーなんて知らなかった頃に自作したカヌーが今もまだあるのだ、というのです。

来週、貸していただいて、試し乗りしてみます。うまくいけば、貸してもらうことができて、4人グループの同時受け入れも可能になりそうです。しかも木製ですっごくカッコイイ✨✨✨✨✨

乞う、ご期待✨

2艇になった時のために、私もカヌー漕ぎの練習をしています。今日も日没後に錦秋湖へ。風が強いとコントロールが難しい。でも綺麗だった。どんなに目まぐるしい日でも、心が無になる瞬間。

ぴかぴかに大きい満月も綺麗でしたね!

ei

雲の向こうに満月


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