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栄養相談で使える資材

2024.7.10


日々、栄養相談を行う上で、お渡しする資料やお見せする資料があるとないとでは、栄養相談のわかりやすさや、理解力に影響します。
私は普段、製薬メーカーのパンフレットを活用しています。イラストが描いてあり、情報も最低限になっているので、患者さんの理解力や数値によって情報提供の幅を持たせることができます。

栄養相談という限られた時間で、患者さんにわかりやすく、的確に指導するためには、全てを口頭で説明するには限界があります。
また、資料を持って帰っていただくことで、次の栄養相談までに見返してもらったり、冷蔵庫に貼ってもらうことで目に入るようにして意識してもらうきっかけになります。

もっと栄養に特化した資料が欲しいなと思った時は、本屋さんで栄養指導に使えるデータが付属されている書籍を購入することもあります。

※メーカーさんの資料は取り扱いの製品によっても資料が異なるため、薬の特許が切れてしまうと資料がなくなってしまうこともあります。
また、病院やクリニックなどの医療機関に勤務の方でないとダウンロードできない場合もあります。

<書籍>

・ニュートリションケア

栄養相談で私も使用しています!わかりやすい資料を作成する時間がなく、忙しい管理栄養士の方が多いと思うので、上司に確認して購入してもらうのも一案です〜!

<ウェブサイト>


・ヘルシーネットワーク
(腎臓病、摂食嚥下障害、糖尿病・高血圧・脂質異常症、低栄養、メタボ、IBD、慢性呼吸器疾患、乳幼児の摂食嚥下障害)

・栄養指導NAVI
(糖尿病、腎臓病、脂質異常症、高血圧、嚥下障害、低栄養、がん、その他)

・The Japan Diet  日本動脈硬化学会
(LDLと高血圧)


<メーカー資料一覧>

・小野薬品(糖尿病のレシピ、運動など)

・中外製薬(骨粗鬆症)

・ONE TOUCHジョンソンアンドジョンソン(糖尿病の合併症など)

・三和化学研究所(糖尿病、尿酸値)

・第一三共(糖尿病、脂質異常症、高血圧)

・大正製薬 見えるbook(糖質が見えるシリーズでドリンクの砂糖の量の一覧や、そもそも糖質って何?というものがまとまっていてわかりやすい)

・MSD 糖尿病お役立ち資材(食事療法、運動療法など、糖尿病以外の疾患も幅広く取り扱う)

・TERUMO 糖尿病を良く知ろう(糖尿病の合併症に関する知識をイラストで紹介)

・リリー 糖尿病共通資材(低血糖チェックシートなどインスリン使用している方むけの資材)

・沢井製薬 医療従事者向け 資材一覧(生活習慣病の資材)

・武田(生活習慣病の資材)

・キッセイ(腎疾患中心)

まとめ

他にも栄養相談で活用できる資材はたくさんあると思います!もし、おすすめのサイトや資材がありましたら、コメント欄やDMなどで教えてくださると嬉しいです!
日々の栄養相談のお役に立てれば幸いです。

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