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理不尽な日常。

病院の栄養士には、
"食べられない入院患者の食事を調整する"
仕事があります。

摂取量の少ない患者さまのベッドサイドにいき、
どういったものなら食べられそうか、
一緒に相談します。

病院は治療を行うところ。

好き嫌いや食欲不振で食べられないことが続くと、
低栄養で治療が長引く恐れがあるのです。❤️‍🩹

「お前、運が良かったな!もし昨日来てたら、ふざけんなって追い返してたところだ!」

これは今日、私が患者さまに言われた言葉。

いつも通り食事調整に行ったときに。

・・・。

どうやらこの患者さま、
昨日は機嫌がものすごく悪かったそうです。

昨日の手術で麻酔が切れたとき、
人生で経験したことのない激痛に襲われたとのこと。

「食欲ない。

ってゆーかさ、

病院食、まずいし。

・・でも、パンなら食べられるかな

とりあえず毎食パンにして。

あと、果物もお願い。

麺とかでないの?

(ゴニョゴニョゴニョ)

ったく。」

昨日だったら大声出されて追い返されてたのか、私。

良かれと思って、
あなたの力になりたくて、
病室訪問して、
とほほ〜

こんなことは日常茶飯事。

理不尽なものです。

本当は、

「不味い病院食を食べたくなかったら、
入院しないように、
健康管理していくことですね✋」

と、まるまる太ったその患者さまに伝えたかった。

病院はレストランではないので、
よっぽどでない限り食べたいものを注文できるところではないのよ〜

出たものを食べることも
治療です🙏

***

どんなことにも動じないメンタルを手に入れたい!

ほく

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