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書店がなくても「本」を身近に

こんにちは!
エイワ書店のネット担当者です
皆様、日々の家事、育児、お仕事、お疲れ様です☕☺

皆さんは最近、書店にはいつ行かれましたか?
私は本当に行く回数が減りました。
奈良県は全国の自治体でも書店減少が顕著なんですが、我が町、田原本町も残念ながら数年前に近くの書店が閉店してしまい今は1店舗もありません(;_;)


身近でなくなった「本屋さん」
私達が子供の頃は子供でも徒歩や自転車で気軽に行ける範囲にありました。

そこで色んな本との出会いや発見もあり書店のハシゴもしました。
書店同士が一つの町に多いと潰し合いになるんじゃない?なんて思いますが
これが不思議とお互いがライバルとなり相乗効果となります。

本好きさんは書店のハシゴが大好き
・町に何軒か書店がある
・駅にもある
・散歩してるとふと立ち寄れる距離に書店がある
元来、書店とはこれぐらい身近な距離が良いのです。

それが今では
・わざわざ車で行かないといけない(要塞ショッピングモールで書店に着く頃には足が半分棒)
・駅にもない(駅から遠くて着く頃には足が半分棒)
・ハシゴしようにも一軒一軒距離があり二軒目には足が棒
・子供だけでは行けない

これほど書店が減少して、今後以前のような形態の書店を増やすのは難しいのではないでしょうか。
これからの子供たちはリアル書店「ふとした本との出会いが少ない」まま大人になってしまいます。

書店が無くても本を身近に
以前からX(旧twitter)でも呟いてるのですが
■子ども達に読書習慣を
■読書人口を増やしたい
と言うのなら、先ずは全国の学校図書を増やし充実させるべきだと思います。
家から図書館まで遠い子もいます。
家に沢山の本を揃えられない家庭もあります。
でも子ども達は学校に毎日のように行きますし滞在時間も長い。
図書室と教室の本を充実させることからやってみて欲しいのです。
いつまでもボロボロで本の種類も増えず本の顔ぶれも古いままでは手に取る方も興味を示さない。
■大人が本の読み聞かせをするのではなく
■子ども同士で本の紹介をする
■図書室、学級の図書を並べたり本の紹介POPを書いてみる
■皆で読み合わせをする(読み間違いや躓きを馬鹿にしないことが条件。)
■本を使って調べて発表する、など
受動的ではなく能動的に本に触れる時間を作って「本を読むこと、活字への抵抗感を無くす」ことを習慣づけて欲しいと思ってます。 

そうすれば本に興味を持って
本屋さんに行ってみようかな
図書館へ行ってみようかな
古本屋さんって行ってみたいな

そう思えたら、書店が身近になくても
「本を身近」に感じられるようになれるはずです。













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