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マッドマックス:フュリオサの感想と考察(かなりネタバレあり)

マッドマックス:フュリオサを見てきた。前作に引き続き最高に楽しい映画だった。個人的にグライダーのギミックがめちゃくちゃかっこよかった😎クリスヘムズワースが演じるディメンタス将軍の感じも最高で、アニャ・テイラー=ジョイ演じるフュリオサも最高。役者も演出もすべてが最高な映画でした。幼少期フュリオサめちゃくちゃカワイイのにやるときはやる感じで痺れた。俺もああいう人になりたいわ。ディメンタスが砦に乗り込んだときのバイクをみんなでブンブンするのが素敵。惹かれた。バイク川崎バイクにも見えた。素敵。
映画の途中で道ががデスロードのときに比べて発展して道路ができてるやんと思ったが、そう言えばデスロード以前の話で世界の崩壊から時間があんまり経ってないわけだから納得した。序盤の方はデスロード以後の話だと思ってた。最後の最後でフュリオサがディメンタス将軍から生えた木から取れる実を取って、女性たちにあげてたけどキモかった。というかまあ、まずそう。だって人から木が生えてるんだもんね。絶対にまずい。苦そう。知らんけど。


感想はさておき、これからしけるような、書かなくてもいいようなことをつらつらと書こうと思う。
フュリオサを見て、少し思ったことがある。それはディメンタスサイドが赤でフュリオサ、イモータン・ジョーサイドが白で、赤対白と対比されていたということだ。
だからどうしたということなのだが、これは大学で英文学を齧ってしまった私にとってかなり重大なのだ。そこまで詳しく勉強はしていないけどネ。

ディメンタス将軍

赤対白
この構成何かで見たことはないだろうか?
インディアン対白人
この対立を暗示しているのではないかと私は考えた。この手法は、エドガー・アラン・ポーのアッシャー家の崩壊や、赤死病の仮面、ハーマン・メルヴィルの白鯨などにみられるゴシック小説の対比である。(詳しくは調べて欲しい)
インディアンは白人によって苦しめられてきた過去がある。それと同じようにディメンタス将軍サイドは最終的に全員始末される。イモータン・ジョー、フュリオササイドの白人による支配に反旗を翻そうと画策するも失敗に終わる。これもまたインディアンたちがたどった運命と似ているのではないか。また、砦の地下で貧乏そうな有色人種の人たちが暮らしているこれも昔の白人がの支配というものを暗示しているのではないかと思った。でも、イモータン・ジョーの側近は普通に有色人種。だから多分違う。
こういう考察を展開したものの、考察というものは大体思い違いとか深読みしすぎて違うとかそんなもんだから多分これも違うのだろう。たまたまそうなったとかになりそう。以上変人によるフュリオサの考察でした。フュリオサはカワイイ。


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