4つのフェーズ Counterweightプログラム Counterweight-Plus②-4
Counterweighプログラムは4つのフェーズで校正されている(下図)。
フェーズ1)実践監査とニーズ評価
フェーズ2)実践支援とトレーニング
フェーズ3)看護師主導の患者介入
フェーズ4)評価
フェーズ1の実践監査とニーズ評価は、
診療所での肥満および併存症に関する基礎データ、体重計などの設備、肥満患者の知識・態度を評価した。
フェーズ2の実践支援とトレーニングは、
診療所の医師と看護師に対して、診療の支援とプログラムについてのトレーニングを行った。
フェーズ3)の看護師主導のトレーニング
看護師が食事指導を行う、そのトレーニング。個別介入とグループ介入を実施した。
フェーズ4)の評価は、
プログラムの各段階で参加者の評価。体重管理アドバイザー(WMA)とのディスカッションも行った。
この4つのフェーズをプログラム実施中に何度も何度も繰り返し行うことは、プログラムの「質」を向上させ維持するためにも必要なシステムである。
このように、Counterweightプログラムは、実行していく際に区切りを付けて、その内容を明文化していた。
例えて言うなら、全国チェーン店の「フランチャイズマニュアル」のようなものであろう。
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