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娘との関わり方を変えてみた


とにかく真正面に突き進むタイプの私と、色々こだわりが強くてとにかく嫌だの連発の娘と。


もう毎日やり合うのしんどくなってきてしまった。


変えたいなと思いつつ、もう癖みたいにというか、条件反射的にまた口論みたいなやり取りがめちゃくちゃ続いて悪循環になっていた。


そしたらお風呂で、ひとり遊びをしだした娘からバンバン出てくる強い口調。


あー、普段私が浴びせてるやつだ…


となり、もうなんか聞いてられなくなって、申し訳なくなって、ごめんねと謝った。
その後も続くプチ私みたいな娘の姿を見て、変えたいなとかじゃなくて変えないといけないなと思った。


わーわー言ってる娘を横に、ほんとかわいそう、私が母親でって思っていたんだけど、ふと思った。


あ、私じゃない人召喚すればいいじゃん!


ということで、お店屋さんになりきってみた。


お店の人だったら、娘はお客さんだし、丁寧な言葉で接客するだろう。

娘もすぐ順応した。
受け答えしたり、はい〜、70えんですか?とか可愛らしい大人言葉を使っている。


しばらくお母さんやめて、店員さんとか、美容師さんとか、指人形とか使って違う人に娘の相手してもらおうと思った。


なんかそんな風に自分と切り離すだけで、私が頑張ってるのに、とか、そう言う気持ちがだいぶ薄れてきたのはすごくいい気がする。


着替えはアパレル店員さんに担当してもらい、これ新作なんですよ〜試着してみますかー?ってやったらどんどん着替えてくれた。


ご飯はシェフが出てきて、本日のメニューはこちらです。お味はいかがですか?ってやってたらそれだけで娘も喜んでいた。


私、ちょっと前に、他のお母さんがすごく上手にお子さんの相手してるの見てたんだけど、そんな毎日何かになりきれないよ、って思ってたんだけど。

キャラを作るというよりも、もう私がお母さんやりたくないからキャラに任せるって考えただけでいくらでも出せるようになったの。


お母さんやりたくないなんて、娘に失礼かもしれないけど、お母さんだと目をつぶりたいところも見逃すわけにいかなかったり、こうなってほしいとか、大事だからこその期待というか、そういう思いが出てくるじゃん。


しかも色々自分のこと後回しにしてたりしたら、それだけでストレスが重なったりさ。


動機が不純なんだけど、娘は楽しそうだし、言葉も穏やかなら全然いい。今はどっちもwin-winだと思っている。


もう怒りたくないし、母はそう簡単にやめられないし。


そんな感じで最近の備忘録として書いてみました。


読んでいただきありがとうございました!


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