プレステも、ファミコンも、PCエンジンも、メガドライブも、アドバンスも!これ一台で。の法則。
おはようございます、SUKESANです。まだまだいわゆる「エミュ機」に関しては賛否ありますし、その性能についても「怪しい」部分があるのも事実です。が、最近はレトロゲームの物理的な年代劣化も進んできています。例えば、PCエンジンCD-ROM2に関して、そしてプレステ、サターン等のディスクは寿命を迎えようとしています。
コレクターの方々も、これはかなりマジで真剣に考えるべき問題なのではないでしょうか? もちろん、プレイしないで保存しておくと言う方には問題ないのかもしれませんが、その価値自体も、食べ物の「賞味期限」のようになってきますので、シンプルに中身が動かない=新品なのにジャンクとなってしまう日も近いでしょう。
そこで「遊ぶ派」からすると絶対的に便利なのがエミュ機です。テレビモニターを使うものとしては「レトロフリーク」が有名ですね。
もちろん、レトロフリークは非常に便利で僕も所有していますが、やはり寝ながらとか旅先とか、ちょっと取り出して〜遊ぶわけにはいかないのがデメリットです。
そこで登場するのが「携帯エミュ機」です。
携帯エミュ機も非常に多くの数出ていますが、正直ほとんどのものが性能、その作りに難があります……。ですので今回は僕が実際に使って、使い込んで、「これだ!」と思ったものを(2022年6月現在)紹介いたします。
その一台が、『RG280V』です。
まずはこの外観から。もちろんお分かりになるかと思いますが、ファミリーコンピュータを思いっきり意識して作ってあります。また、過去にもファミコンを意識したデザインはあったのですが、280Vの外観は過去のそれとは段違いの美しさ。アルミをしっかりと使っていて高級感があります。ほとんどのエミュ機ってプラスチック! って感じなので。
さて、このRG280Vですが、基本仕様(2022年6月現在のもの)に関しては、最初から「ファミコン」(海外のNESにも対応)「PCエンジン」「ゲームボーイアドバンス」「ワンダースワン」「メガドライブ」「ネオジオ」「ネオジオポケット」「スーパーファミコン」(SNES)「ゲームボーイ」(カラー)「ゲームギア」他、アーケードを動かすためのアプリケーションが入っています。
また、ここから大事なお話なのですが、こういったエミュ機には、自分で所有していて、それを吸い出すことが大前提です。これにはある程度の知識や機材が必要となります。がここでは「その部分」には触れませんのでもし興味や質問がありましたらコメントにてくださいませ。
さて、ここから実際に『RG280V』で僕が吸い出したものを各種どう動いているかを紹介させていただきたく思っています。
まずはゲームボーイ。自分はあまり数を持っていないのですが、初代『ポケットモンスター 緑』を入れてみました。
全く問題なく動きます。音もバッチリです!
お次はスーファミ。『ファイナルファイト2』を吸い出してみました。
最後までプレイしていませんが、問題なく動きます。また、画面のサイズなどは変更が可能です。
次はPCエンジンです。『ギャラガ88』を吸い出しました。
いやーこれは美しい。たまらんです。大事な音楽も完璧!
次はメガドライブ。メガドラは『コラムス』と『ソーサリアン』くらいしか手元になかったのですが入れてみました。
これを持ち歩ける! すごいことです。
お次は基本に戻って、ファミコン(NES)です。『アイスクライマー』を吸ってみました。
もちろんですが、完璧!
さて、ここで真打と申しますか、動くのかよ!?というプレステ(初代)を吸い出してみた結果です。正直、なかなか吸い出し方が分からず苦戦はしました。今回は『天地を喰らう2 赤壁の戦い』を。
これが動くんですよ……。どんな時代なんだよ……。しかも、どこでもセーブ、ロードももちろん可能。これを持ち運べるんだよ……。
そして、比較的吸い出しが簡単(個人の感想)なのが、ゲームボーイアドバンスです。まあ、元から携帯機なので意味はないかもしれませんが。『ファイナルファンタージー1,2』を。
いかがでしたでしょうか? 実機派の方も、これを知ってしまうとちょっとだけ心が動くのでは……。また、バッテリーも大きく、一度充電すれば5時間以上は稼働しますし、タイプCのUSBで充電できますので、モバイルバッテリーを持っていけば完璧!
ちなみに、ヘッドホン端子もありますので高音質で自分だけの世界に!
カラーですが、ファミコンライクなゴールドとシンプルで美しいシルバーがあります。僕は両方とも2個ずつ買いました……。
これは携帯型エミュ機の歴史に残る名機だと確信しています。
いつもSUKESANの記事をお読みいただきましてありがとうございます。