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RG35XXSPを触った感想などなど。点数は?

おはようございます、SUKEPAPAです。

RG35XXSPを頂きましたので、忖度無しで感想を。

まず、自分はスペックよりもどちらかというと「デザイン」を重視しています。どうしてかなのですが、ゲームをある程度「おしゃれにプレイする」という感覚って実はすごく大事だと思っていまして、それが今までゲームマニア=ちょっとキモいというイメージを払拭することにもなる「かもしれない」から。

当然ながらゲーム機に限らず、デザインは個人の好き嫌いの感性があるのは理解していますが、自分はゲーム機はできるだけ「シンプル」こそが美しいし、さらに壊れにくいと確信している部分もあります。

ですので、現時点でアンバーニックの製品で最も美しいのは、間違いなく
『RG280V』※ゴールド、シルバー両方。

今回のRG35XXSPと比べるとマシンスペックは当然ながら低いものの、それはドリキャスやPSPなどを動かすならば、という前提でありまして、ゲームボーイや初代PS、PCエンジン、スーファミ、ファミコン等のレベルでしたら何も変わりません。そうなると断然デザイン性が自分の中では大事になってくるのです。

と、ついついRG280Vの話になってしまいましたが(それほど好きなのよ)、RG35XXSPの話に戻りたいと思います。

このSPというのは当然ながら、任天堂の名機「ゲームボーイアドバンスSP」から」来ているものでして、その外観もほぼソレです。

しかし!実機、アドバンスSPと並べてみますと、ワンサイズでかいです。
さらに、実際に手に持ってみると「でけー!」って思うはず。重さもかなりのものです(自分は重い方が説得力がある気がして、好きなのでそれは良し)

妻が貼ったシールよ……。

マシンスペックも高く(詳しくは公式を)、液晶の美しさも相当なものでゲーム機としての完成度は非常に高い!高いのですが、それをある意味で上回る(かもしれない)問題点が……。


RG35XXSPは過去の製品とは違い、バッテリー交換を簡易に行うことができるように? 裏側にプラスドライバーで外せる蓋上になっています。
これはありがたいのですが、実は(開けている写真なくてすいません)、バッテリーと基板がほぼそのままくっ付いてしまっているんです……。

バッテリーは30分程度でもプレイしていると、かなりの熱を持ちます(裏側が蓋を超えて熱が伝わってくるくらい)つまり、そのバッテリーが基板にほぼ当たっているということは……。

これはかなり怖いです。

ちなみに、バッテリー交換が簡単になったと書きましたが、線がちょい奥に入っていまして、実はそれほど簡単ではないのも謎。

OSはすぐに変更してしまう方も多いかと思いますが、初期段階のものは「まあまあ使いやすい」です。音楽や映像ファイルもほとんどの形式を動かすことができますので、メディアプレイヤーとしても使えます。

謎なのが、初期OSだと、画面フルサイズの設定をしても反映されない……。
これは後にファームウェアが公開されるかと思いますが、こういう詰めの部分がちょっと甘いかなと思いました。

起動中、上蓋を閉じると自動的にスリープに入ります。これは便利。

RG35XXSPほか、アンバーニックさんの公式サイトの紹介文を書かせていただいておりますので、本当ならば「回し者」的に評価して、100点! としたいのですが、全体的な感想で言いますと、

「ちょっと発売を焦ったかな?」という感じがします。

バッテリーの部分は大きなマイナス点ですし、OSの不具合(できないわけではありません)も気になります。

しかしながら、デザインは非常に完成度が高く、十字キー(ボタン系統)もカチッと入る感じで安心感があります。

もし点数をつけるならば……。

「72」点くらい。

自分の中ではどうしても『RG280V』という衝撃の商品がありまして、それと比べてしまうのもあるかもしれません。

RG35XXSPは、もしこのデザインに惹かれて、尚且つ、PSPとかドリキャス(全てのソフトが正常に動くとは限りません)などのハイスペックゲームをやりたい方は購入してもいいかな? といった感じです。

スーファミ、初代PSくらいまでのレトロゲームでいいや、の方にはあまりオススメしないかも……。




いつもSUKESANの記事をお読みいただきましてありがとうございます。