日本初のカタカナのみ学部はいつ、どの大学に設置された?2022年度にはどのくらいの学部があるの?
これまで
「日本の大学に設置されている学部で最も多いのは〇〇学部~TOP20を確認してみる~」
「1992年/2002年/2012年/2022年の大学の学部名・学部数を比較してみる」
「国立・公立・私立でそれぞれ多い学部は?(2022年度/令和4年度)」
「日本初のカタカナ交じり学部はいつ、どの大学に設置された?2022年度にはどのくらいの学部があるの?」
というテーマで4年制大学の学部について調べてみた。
第5弾は、「日本初のカタカナのみ学部はいつ、どの大学に設置された?2022年度にはどのくらいの学部があるの?」
です。
日本初のカタカナのみの学部は
1995年に設置された、東京都国分寺市にある
東京経済大学 コミュニケーション学部 コミュニケーション学科
現在でも変わらず”東京経済大学ならでは”の学部。
2021年度までは、
コミュニケーション学部 コミュニケーション学科
2022年度にはじめて改組を行い
コミュニケーション学部
メディア社会学科/国際コミュニケーション学科
に進化。
2022年度にカタカナのみ学部はどの程度あるのか
2022年度(令和5年度)では、カタカナのみの学部は全部で38設置されていた。
日本の学部の6.9%(547学部中38学部)となっている。
38学部中、25学部は唯一学部となっている。
どの大学が設置しているのか?
それではその25学部はどの大学が設置しているのでしょうか。
大学名と設置年でまとめたのが下記の表
2006年度と2021年度に集中していることがわかる。
また、2つの専門職大学、3つの公立大学があがった。
最もカタカナのみ学部を設置しているのは?
それは、武蔵野大学
2016年度:グローバル学部
2021年度:アントレプレナーシップ学部
と、唯一カタカナのみ学部を複数設置している。
実は、2024年度にはウェルビーイング学部を設置しているため、
現段階で武蔵野大学は3学部設置していることになる。
調べてみると各大学の戦略が見え隠れして面白い。
今回カタカナ学部を取り上げましたが、
カタカナが入っている学部が”良い”とか”悪い”とかの
意見は全くありませんので、ご留意ください。
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