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2023年度(令和5年度)私立大学等改革総合支援事業 選定結果について①

2023年度(令和5年度)の私立大学等改革総合支援事業の選定結果が発表されました。

そもそも私立大学等改革総合支援事業って?

文部科学省が、「Society5.0」の実現に向けた特色ある教育研究の推進や、地域社会への貢献、イノベーションを推進する研究の社会実装の推進など、役割や特色・強みの明確化・伸長に向けた改革に全学的・組織的に取り組む大学等を重点的に支援する事業のこと。

具体的にどのような内容なのか?

以下の4タイプがあり、1大学が複数のタイプに申請することも可能。
タイプ1「『Society5.0』の実現等に向けた特⾊ある教育の展開」
タイプ2「特⾊ある⾼度な研究の展開」
タイプ3「地域社会の発展への貢献」(地域連携型)
タイプ3「地域社会の発展への貢献」(プラットフォーム型)
タイプ4「社会実装の推進」
支援額は、タイプ1・2・4は1,000万円程度、タイプ2は2,500万円程度。

文部科学省 私立大学等改革総合支援事業 HPより

選定率はどれくらいなのか

タイプ1:21%(496校中102校)
タイプ2:33%(132校中44校)
タイプ3:22%(265校中58校)※地域連携型
タイプ3:67%(171校中114校)※プラットフォーム型
タイプ4:51%(97校中40校)

文部科学省 私立大学等改革総合支援事業 HP
令和5年度改革総合支援事業選定状況(総表)より

短期大学の選定率が大学に比べ低い

すべてのタイプで短期大学の選定率が低く、
タイプ2については昨年に続き1校も選定されていない。

選定大学のリストも公開されており、次回以降で取り上げたいと思う。


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